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2023.8.15 『三号沢』(179m)  緑美しき丘で・・・

 14日の「敏技沢」下山後、

最寄りの「平取温泉」で汗を流し、

むかわ町へと向かった。

そして「鵡川」に架かる「旭生橋」を渡り、

旭岡地区に入って、

「春日旭岡林道」にのった。

砂利のデコボコした林道をゆっくり走り、

旭岡二区で「イクベツ沢川」に沿って伸びる林道に入った。

そしてすぐ左手の作業道にのって伐採地へ。

その片隅を車中泊地とした。

着いた時点で17時過ぎ、

気温が24℃だった。

その気温ではまだエンジンを切ることができず、

この夜もまた就寝するまで、

エンジンをかけっぱなしだった。

燃料を食うしエンジンにもよくないのでやめたいのだが・・・

ただ、就寝後は気温が下がり、

4枚の網戸からは冷たい空気が流れ込み、

快適な眠りを得ることができた。

 翌15日朝起きて車外に出ると、

ひんやりと涼しく、

なんだか前日までと空気が入れ替わったような気がした。

確実に秋は近付いている。

 連日の山行で疲労が蓄積しているので、

この日はパッと登って、

速やかに帰途に着くことにしていた。

 「三号沢」には今年の5月下旬、

単独で登っている。

なかなか良い雰囲気の山なので、

この朝Hiromiを案内することにした。

 伐採地の中の駐車地から、

そのままスタートした。

もう車両が入らなくなって久しい、

下草に覆われた作業道を歩いて行く。

すると前方が開けて伐採地の風景が広がる。

ここはもう伐採地も作業道も、

とにかく緑、緑、緑!

これまでこんなに雑草の「緑」を美しい、

と感じたことがあっただろうか?

これも歳のせいなのか?

 朝のすがすがしい空気の中、

美しい緑の中を歩くのは本当に気持ちがいい。

初めて訪れたHiromiも、

すぐこの風景に引き込まれた。

 作業道は1kmも歩くと終点となるので、

針葉樹林の中で藪に入った。

ただ藪は少しの間薄い。

その後樹林が切れると、

藪の密度が増すものの、

たいして抵抗はなく進んで行ける。

前方には目指すピークが見えており、

背後にはむかわ町の田園風景が広がる。

そして再び樹林の中に入るとピークは近い。

片側がスッパリと切れ落ちた、

崖状地形の端を歩き、

四等三角点「三号沢」

 下山は同ルートを引き返し、

再び緑美しい風景の中を歩いた。

駐車地について気付いたが、

ここにはアブがいない。

空気感が変わってアブも活動が低下したか?

 早々に帰途に着き、

途中でコンビニ弁当をほおばって帰宅。

夕方あらためて「反省会」とした。

 

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