日本は豊かな国ですが、こと住宅事情に関しては、まだまだのところも少なくありません。
一番それが表れるのは、おそらく面積だろうと思います。
ひところに比べ、兄弟姉妹の数が少し増えつつあるという話を以前どこかで読んだことがあります。
そうなると、子供一人当たりの家庭内面積はさらに狭くなるのではないでしょうか。
塾の教室の中で、さりげなく自分だけの居場所(占有面積)を確保して、その中で安心したような表情を見せる子がたまに見受けられます。
私自身、子供の頃に小さな家に住んでいた頃があって、その頃を思うと、「自分だけの部屋が欲しいなあ」と思っていた自分を思い出します。
ですから、ここで安心した表情の子がいる時、私は敢えて「勉強勉強」なんていいません。
ある程度の時間内であったなら、そこで何をしようとも(←塾で悪いことをしたりする子はいませんので)思うようにさせてあげたい、勉強はその後、自分の中でやる気が起こったらやろうよ、というそんな姿勢です。
時には、そんな対応も子供によって必要・大切であると思います。
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