子供たちの学校が始まっても、これに至る間の長期休校の悪影響はやはり否定しきれるものではないようです。
子供たちの顔や言葉からは、学校が再開したこと=やる気全開という事では決してないらしく、どの子の言動も今一つ冴えません。そもそも再開したといっても、学校では変則的な短縮授業が行われているにすぎず、先生方はその中で様々工夫を凝らしている様子が窺えはしますが、走行しているうちに夏休みの時期にも入りますので、これからも色々と難問が待ち構えていることでしょう。
そういう中、学習塾で今何を行うべきかを毎日考えて、しかもそれ等の一つ一つを熟慮している時間の余裕もありませんので、考えたことは即実行に移して、その後は走りながら考えて弾力的に運用を修正しています。
その中の一つが、(賛否両論あるかもしれませんが)、教科書の単元消化を学校の進度に関係なく進めることです。
言い方を替えれば、これは学校の単元の予習になります。
今、小中学生とも、授業進行の基本はこの線に沿っての単元消化に尽きます。