土日は私用で栃木群馬長野と強行軍で廻って来ました。途中、桐生市にある禅寺、宝徳寺に立ち寄って、有名な床紅葉を見てきました。といっても、結果の感想は少々ガッカリで、そのワケがまたしょうもない。寺の下の方にある駐車場にクルマを停めて、寺までの静かな道を歩いていると、今まさに拝観を終えて戻って来たと思われるこ婦人方がすれちがい様に「楽な商売してるよね~」「ぼったくりだよね」「ほんとにね~」なんて言っています。
こっちはこれから拝観するのに、「?」という感じでしたが、実際に行って、拝観料と駐車場代を払い、さあ見てみようとしたのですが、「はは~、これですか」と。要は、ただピカピカ光る床の外周の畳に座って、寺の遥か向こうの山々の緑がそこに映るのを眺めるだけのことで、それはそれで風流な感じがしないわけではないのですが、でも周りでは他の拝観者が立ったり座ったり、おしゃべりしたりで気も散りますし、この部屋の入口にはクラブ帰りですか?と訊きたくなるようなジャージ姿の茶髪のお姉さんがダルそうに監視しているしで、きっとそんなこんなの様子をあのご婦人方は言っていたのでしょう。う~ん。