口で言うだけ からの脱却

2023-04-02 20:13:04 | 学習塾・勉強の仕方
マスターkです。

この欄でも折に触れ書いていますが、子供の勉強が出来るようになることを望まない保護者はあまりいないと思う反面、ではどうやって子供に勉強させるかという話になると、多くの保護者が単に「勉強しろ」と口で言うだけ、というのが少なくありません。

それで子供が勉するなら誰も苦労などしません。そんな簡単な話ではありません。

では具体的に何をどうするかという話になると、それは各家庭の各人で条件が異なりますので、その分やり方も違って来ます。
個別具体的なお話はしっかりと時間をとって詰めていくべきことです。

でも、その前に最低限「これは取り入れておきたい」「こういうことは真似してはいけない」というものが確実にあります。

次回、その両方について具体的な例を幾つか書いてみます。

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教科書を読むコツ

2023-04-02 17:58:07 | 学習塾・勉強の仕方
マスターkです。教室の運営責任者(教室長)を田村先生にバトンタッチして二日目。

今日は教科書、特に社会と理科の教科書の読み方のコツについて。

文章を読むことが苦手な人に特に留意しておいて欲しいのが、教科書を読むときは、漠然と、或いは漫然と読むのではなく、各ページにおける太字や下線のところ、欄外の表やグラフ、「註」を特に意識して注意しながら読み進めるということの励行です。

教室にいて、次の授業までの間に難しい物理の本を読んでいた某国立大卒業の講師の一人が、まさにそのようにしてそれを読んでいるのを見た事があります。

後でその講師と話をしていて知ったのは、そうして読んでいると、ある時から急に「そのページに書かれている事の中でも、特に何と何が重要で、その重要なことがたくさんあった場合には、それらが相互にどう関連しているかや、或いはどのように進展して行くのかかが立体的に理解できるようになる」のだということです。

彼に言わせれば、それは教科書を読むという行動の積み重ねの中で誰にでも起こり得るプラスの現象なのだそうで、それが会得できるようになる過程で、その科目(ここでは社会と理科)の理解力は誰でも確実に上向いていくのだと。
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