ACSアカデミーは学習塾ですから、その目的とすることはあくまでも生徒全員の学力向上にあり、その結果としての成績アップと志望校合格にあります。
尚、ここで言う志望校合格とは、私立中受験、公私立の別のない高校受験と大学受験並びに高卒認定資格を指します。この他、漢検や英検などの検定合格もあります。
しかし、近年どうしたわけか、こうした目標とは別に、子供たちの素行や行動などの面に対しても最低限の関与をしなくてはならない場面があります。
割合にすればおよそ100人の生徒に一人くらいではありますが、平気で道端に空き缶やお菓子の袋を投げ捨てたりする子がいます。
そういう行為を見つけたときは、私はかなり厳しくこれを叱ります。
その叱り方は、もう殆ど問答無用です。
子供がなにかの悪さをしたときは、そのケースによってはそのときの事情などを確認する意味で本人の言い分を聞いたりすることもありますが、上に書いたような行為では、そんな言い分など聞く必要はありませんから厳しく叱ります。
これは比較的単純なケースですが、子供たちが悪さをするとき、或いは悪さとまではいえなくても、マトモな大人たちの考え方に反するような行為をするときは、その事情には複雑な要因が絡み合っていることも少なくなく、一概に子供たちが100パーセント悪いと言い切ることは、少なくともそれが発覚した時点で即断定することは出来ず、従ってよく話を聞かなくてはなりません。
その上で、その素行や行動に対して学習塾として最低限関与すべき点に絞った対処をすることになります。
但し、これはごく稀ですが、保護者の方の中には、私たちに対して、本来ご家庭でするべきそうした教育的対処を、いつでもどこでもしてくださいというようなお考えの方がおられますが、流石にそれは違うと思います。
私たちのそれは、あくまで学習塾としての範疇の対処に限りますし、そういう立ち位置であるべきと考えています。
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