教室内でケータイを操作していたり、イヤホンの線が繋がっているので確認したら、音楽を聴きながら自習していたり、ひどい場合には授業中もそれをはずそうとしない子さえいます。
勿論そういう子は圧倒的少数ではあるのですが、それでも私はそういうことをここでは許しません。
一度ならず保護者の方にも注意をしましたが、驚いたことに毎回一定の割合で、保護者自身が、子供がそういうものを塾に持っていくことに疑問も抵抗も抱いていないことに毎回驚きます。
それでいて、塾での面談などで「そういうものをいじってばかりでちっともまじめに勉強しなくて」などといわれます。
家の中でなら仕方ないとしても、最低限、塾に行くに際して、子供がそういうものを持ち込まないようにしていただくことが必要ではないかと思います。
このように、学習塾の中において、勉強をすることの前に、持ち物をチェックしたり、行動面の良くないところを矯正したりするということが、年を追う毎に確実に増えてきているように思います。
そして、殆どの子が、こちらからのそうした注意や矯正を、たとえ少しばかり時間がかかったとしても、最後には受け入れて、本来あるべき勉強のスタイルに自らを持っていくのですから、これはやはり大人としてしなくてはならないことであるのだと改めて思います。
言わなくてはならないことはしっかりと言うことが大切であって、言わなくても分かってくれる、などと大人のほうから勝手に物分りの良いところを見せる必要はないのだと、そんな風に思います。
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