気分の波の激しい生徒がいます。
調子の良い時は3時間も4時間も休みなしで勉強できるのに、逆のときは10分もやらないという極端さ。
こういうタイプと向き合うとき、私たちはどういうスタンスであればよいでしょうか?
一つは、文字通り本人の思うとおりにやらせる方法。
これですと、全く法則性や規則性が読めないし組み立てられないので、なかなか効率的な勉強をしづらいという、これはもう分かりきった欠点があります。
一方、生徒対講師、或いは子供対大人という関係、或いは序列といってよいかもしれませんが、そういうことをしっかりと伝えた上で、あくまで大人主導で組み立てた学習計画を遂行していくという、こちらはオーソドックスな方法ではありますが、従来からの方法。
オーソドックスというのは、奇をてらったものではない分だけ昔からの当たり前の方法であるわけですので、結局はこれが最も理に適った方法ではないかと思います。
もっとも、私たちACSもそうですが、個別指導型の学習塾の場合、多くはオーソドックスの中にも随意生徒の個性を考えた弾力的対応を取ることが可能ですので、その意味では理想的なミックス型指導法なのではないかと思います。
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