今週はここまでずっと気分が沈んでいます。 先週火曜日の瀬谷駅で起こった女子高校生の飛び込み自殺。自分としては特にこれといった受け止めではなかったことが(←それ自体が既に十分に異常なことなのですが)、時を追って言いようのない哀しみに変わりました。涙が出ました。この子が生前ネットに上げ続けていた言葉の数々が、結局のところこの子を救うことには繋がらなかったことが、腹立たしいほどの無力感となって、それはいまだに私の心の中を覆って います。
亡くなってしまった子は、個人的な知合いではありません。教室に通って いたわけでもありません。でも、とても悲しいし、大人としてこの子に何もしてやることができなかったことが悔しくてなりません。教室にやってくる子たちの屈託のない笑顔、弾むような笑い声を聞くにつけ、この子に何で同じことをさせてやれなかったのかが悔しい。
先週の土曜日、いつものように授業が終わった後、そのままクルマで帰途につかず、瀬谷駅に行ってみました。冷たい雨が降っていました。入場券を買って ホームに入りました。この子がどのベンチに座っていたのかは判断できませんでした。ネットでは、この子を追悼する人たちが置いたに違いないお菓子や飲み物が多数置かれたベンチの写真がありましたが、この時はもうそれらも恐らくは駅員によって片づけられてしまった後でした。いくつかあったベンチには、悲しげな表情の男性女性がうなだれるように、うつむくように下を向いて、無言で座っていました。
私は腰を下ろし、そしてこの子に向かって心の中で 、心の底から祈りを捧げました。そちらの世界で、自分の、自分だけの幸せを追求しなさいと。胸がつぶれる思いでした。
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