先日「まだなんとかなる」と書きました。
個人的な人生観をここで云々するわけではありませんが、受験まで5か月程度の時間的余裕があるのであれば、「その気」にさえなるのなら、どうにかできないことなんてないと思います。
なぜことさらにそんな言葉を書いたかといえば、口幅ったいですが、自分で自分の気持ちを律しようともせず、それでいて不平不満ばかり並べたてる人が少なくないからで、そういう人が仮に「仕方なく」何かをやっても決してうまくはいかないと思うからです。
もちろん大多数の人はそんなことはありません。
現に教室にくる子たちの殆どが時には叱られ時にはつらさを口にはしても、その心の中に灯されている闘志(または単に「志」)がそれしきのことでくじけたりはせず、こちらが感心するくらいバネのような復元力でよみがえってまた前に向かいます。
勉強なんて、その意味では一面でしかないのではないでしょうか。
大事なのは、一日や二日で萎んでしまわない凛としたものを自分の中で持ち続けること、持ち続けようとするその姿勢にあるのであって、それがある限り、たいていのことは「何とかなる」のです。
有名な詩人の言葉があります。
「悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する。気分はたいてい悪いもので、あらゆる幸福は意志と自制とでできている」
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