暗記は勉強ではないという人がいます。
私も、ある意味では(←菅直人みたいだ)そういう意見を分からないではありませんが、でも、暗記は暗記で絶対に必要であることもまた重要な事実です。
中学3年生の社会(公民)のこの時期のテストでは、三権分立についての問題が必ず出題されます。
高校入試の後期選抜でもほぼ毎回出題されており、そういうことでは、これに関する知識は必須ですが、これらはほぼ全てが暗記項目を色んな角度から問うものであって、暗記ができていなければ絶対に太刀打ちできません。
そして、ここが厄介な部分なのですが、一口に暗記と言っても、例えば漢字や英単語を機械的に覚えていくのとはわけがちがい、これをする際には、立体的或いは複合的な解説が伴わなければなかなかスムーズに頭に入っていきません。
勿論、スムーズに入らなくても、地道にじっくり時間をかけて頭に入れていけば、それはそれで結構なのですが、いつもいつもそう悠長なことは言ってはおれませんよね。
ということで、暗記暗記と言って、いかにもこれを安易なもののように考えたり、勉強の種類として軽んじたり、甚だしくは、一度やればだれでもすぐにできることだ、くらいに考えるのは絶対に間違いであるという話です。
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