きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

就職氷河期と言われた時代に就活しました~中小企業の本音とは?~

2017-05-09 14:33:56 | 資格・転職・就職

突然ではありますが、私は専門学校の卒業です。

今回は新卒での就職活動の経験を私なりに書きます。

私が新卒で就職したのは1997年。
なので就職活動は1996年になります。当時ちょうど20歳になる年。

就職氷河期とは言われていましたが、その後の「超氷河期」に較べればまだまだ就職はしやすい時代でありました。
私は専門学校では「公務員」関連の学科に在籍。

これは何も絶対に公務員になりたいってわけでもなく、とりあえず法律関連の勉強してれば喰いっぱぐれはないだろうという考えからです。
それにこの学科、法律だけでなく簿記やワープロ関連(いやぁ、時代を感じますな)の実習もありましたので、いわば簡単な事務作業なら即戦力に育てるようなカリキュラムでした。










何しろWindows95がようやく前年に発売されたばかりの頃。
インターネットもろくに普及していない頃です。






当時学んだのは「一太郎」と「ロータス123」です。
懐かしいですなぁ(*´▽`*)
「一太郎」は今でもユーザーがいるかもしれません。

現在なら「ワード」「エクセル」です。
パソコンも白黒画面でマウスなし。
かなり使いづらい代物でした。

そんな感じで、とりあえずのデスクワーク知識を身に付けて、いざ就職戦線へと踏み出したのです。


私の場合、とくに脂肪職種などありません。

なので、まずは自分がやりたくない業種を出して、選択肢から外すことにしました。

金融やら株式投資、先物取引など。

先物取引は実際に企業説明会に参加したのですが、隣の部屋から竹刀などで叩く(何を叩いていたのでしょう?)音が聴こえたりして、すぐに却下しました。

で、実際に面接などに行ったのがこちら。

物流関連、部品製作関連、不動産関連、ラッピング包装関連です。

どれも中小企業。
中小企業を選んだのは、規模が小さいので様々な業務を経験できるだろうと考えた(将来的に自分で仕事するにも経営者的な考え方を持つにも有効)から。
また、短大は仕方ないにしても四大出身が少ないだろうと踏んでいたのです。
少しでもライバルは減らしたい。

ところが、ここにも就職活動にやってきました、四年制大学の志望者さん。

もう、私などとはくらべものにもならないくらい、世慣れしてるような雰囲気を醸し出しております。

あちゃー、こりゃ負けたな・・・。

ところがなんと一次面接での通過は私と短大生のみでした。
どうしてだろう??

疑問に思ったので、人事担当者に二次面接の時に聞いてみました。

「まずは年齢だね。きみはまだ20歳だろ。世間ずれしてないように感じたし、素直そうだと思ったからさ。大学出もいいんだけど、プライドが高いからか短期間で退職しちゃうんだよ。その点、専門学校卒や短大卒は長く残ってくれるからね。あとはどうしても給料の問題だよ。見合う仕事や報酬じゃないと(大学出身者は)感じるんだろうね。だから選んだんだよ」と。

多少は先入観もあるのでしょうけど、それまで採用してきた実績から出てきた答えなのでしょうね。

まぁ考えてみれば、募集要項に「四大卒以上」はあっても「大学出身者不可」はありません。

こういう選ばれ方もあるんだなぁと知った瞬間でした。

日本の企業の9割は中小企業と言われてます。
べつに大学を卒業してなくとも、それだけ裾野が広いんだなと改めて勉強になりました。

ちなみにこの中で私は不動産関連の会社へと新卒採用されていったのでした。








ちなみに当時はプログラマーが大量採用されていた時期でしたので、同じ学科でも複数人がプログラマー関連で就職してました。
とくにプログラムの勉強はしてなかったそうですけどね(笑)







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