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競馬は奥が深いw

2025年02月23日 21時26分17秒 | 当ブログと私の生い立ち
 
競馬は昨日も今日も惜しい結果に終わってしまいました。
 
昨日のGⅢレース・阪急杯は、芝1400mという特殊な距離ゆえに、同じ京都芝1400mの重賞で好走した馬に厚い印を打ち、○アサカラキング2着着、▲ソーダスリング3着まで当てながら、1着カンチェンジュンガを連続上がり最速マークの馬でありながら、距離不足で格下・京都不向きと見誤り、切ってしまいました。
 
今日のGⅠレース・フェブラリーSも、東京ダートマイル1分35秒台の駿足と上がり(ゴール前600m)35秒台の瞬発力が求められ、同時に先行馬が前に殺到して内枠の馬が包まれてしまい、外枠の差し馬にチャンスが生まれる事も理解していながら、過去のデータにとらわれる余り、内枠の有力馬を過剰に評価してしまい、外枠の差し馬を軽視。

◎コスタノヴァ1着、△サンライズジパング2着、△ミッキーファイト3着と来ながら、内枠の○エンペラーワケアや⭐︎タガノビューティーが飛び、中枠の▲ペプチドナイルもクビ差4着に終わった為に、馬連・三連複とも外してしまいました。
 
どちらのレースも、一つ一つの好走条件はそれなりに正確に理解しながら、過去の実績にとらわれる余り、一つの条件を過大評価、他の条件を逆に過小評価してしまい、予想を外してしまうのです。
 
これは人生においても同じ事が言えると思います。仕事でも労働運動でも、成功のチャンスはそこら中に転がっています。そのチャンスをどう組み合わせて、優劣を付けて仕事や運動に活かしていくか。それを見極める時に、競馬予想で培った洞察力が生きて来ます。
 
過去の栄光にとらわれる余り、現在の情勢を見誤ってしまう。それは競馬も日常生活も同じ。だからこそ、競馬予想で洞察力を磨き、それを日々の生活に生かしていかなければならない。
 
そう考えると、競馬は決して単なる博打ではない事が分かります。やはり競馬は奥が深い。ある意味、人生の縮図でもあります。
 
「過去の栄光にとらわれる余り、現在の情勢を見誤ってしまう。それは競馬も日常生活も同じ」と書きました。その典型的な例が赤旗10億円募金キャンペーンです。
 
共産党「しんぶん赤旗」の発行部数が減っている。このままでは日刊紙を廃刊しなくてはならなくなる。自民党の裏金問題を一番最初に暴いたのも赤旗だ。権力におもねらない赤旗だからこそ、真実を伝える事が出来るのだ。その伝統ある赤旗の火を絶やしてはいけない…と、10億円募金キャンペーンを共産党は今進めています。
 
 
もうアホかと思いますね。赤旗の発行部数が減っている理由は、共産党嫌いの人が多いからだけではありません。他の政党機関紙や一般の商業紙も皆一様に部数を減らしています。それは先日の夕刊フジ廃刊のニュースからも明らかです。
 
現に私も今、新聞は一紙も取っていません。全てネットのニュースだけで済ませています。世間の大まかな動きを知るだけなら、ネットのニュースだけで十分です。
 
でも、それだけだと、詳しい事実は分からないし、正確な分析も出来ないから、特定の物事について調べる時だけ、紙の新聞や書物を図書館で借りたり、本屋で買ったりして読むのです。
 
今はもう新聞どころか、馬券ですらウインズで買わずに、ネットで購入する人が増えているのに。何をトンチンカンな方針出しているのか。

別に日刊紙を廃止しても、赤旗や共産党がなくなる訳じゃない。紙の赤旗からネットの赤旗に変わるだけです。

その上で、ただ眺めるだけでなく、自分の手に取って読みたい人は、ネットの赤旗を印刷して読めば良いのです。印刷出来るように赤旗の体裁を整える必要はありますが。

むしろ、その方が、昔の過去記事をネットで検索出来るようになり、古新聞の在庫を抱え込まなくて済む。読者も便利になる。

なのに、何故今だに紙の赤旗にこだわるのか?ひょっとしたら、伝統の上にあぐらを描く見栄から来ているのかも。

むしろ共産党が改めるべきは、そんな世間から隔絶された「井の中の蛙」状態です。幾ら共産党が言うように、党内で民主的に議論を尽くした所で、似たような人間同士で議論している限り、同じような結論しか出ません。それを避ける為にこそ、党首公選制を導入しなければならないのです。
 
しかし、その共産党を批判する保守の連中も、「過去の栄光にとらわれる余り、現在の情勢を見誤ってしまう」と言う点では、共産党と全く同じです。
 
その最も分かりやすい例が米国のトランプ大統領です。リベラル嫌いのトランプは、LGBTQや女性、黒人出身の閣僚を次々とクビにしています。仕事が出来ないならクビにされても仕方ありませんが、出自を理由にクビにするのは、明らかな差別であり人権侵害です。
 
そんな事しても、自分で自分の首を絞めるだけなのに。人口の約半分が女性なのに、女性をクビにしてどうするのか?今やコンビニ店員やピザ屋配達人のほとんどが外国人なのに、外国人を排除してしまって、どうやって国の経済を回すのか。「Make America Great Again」が聞いて呆れる。
 
自民党も公明党も、「過去の栄光にとらわれる余り、現在の情勢を見誤ってしまう」と言う点では、共産党と全く同じです。
 
それが証拠に、「安倍一強」と言われた頃ですら、創価学会員が聖教新聞を一人二部も三部も購入して、自民党と公明党で票のやり取りして来たお陰で、自民党は選挙に勝って来たのです。
 
でも、党員や学会員の高齢化が進み、いよいよそれも出来なくなった。だから、この前の選挙で少数与党に転落してしまったのです。
 
では、共産でも自民でもない奴らはどうか?例えば、安保も改憲も大賛成で、ブラック企業野放しの規制緩和も自民と一緒に推進する、「第二自民党」「自民党以上に右寄り・財界寄りの保守ブルジョア政党」の癖に、自分の都合の良い時だけ改革者ぶって野党ヅラしている維新はどうか?
 
維新は、改革を標榜しながら、裏では「ズルしても選挙に勝てればそれで良い」と、大阪府知事の橋下徹が大阪市長選に、大阪市長の松井一郎が府知事選に出馬して、任期を脱法的に延長した事がありました。
 
任期途中に辞職して再び立候補した場合は、当選しても残りの任期しか全う出来ないのに、別の選挙に出て当選すれば、もう一期丸々任期を全く出来る。そんな法の網をかいくぐった脱法選挙を展開したのです。(2019年大阪クロス選挙
 
そんな事するから、どんなに不正な手を使っても「勝てば官軍」と、選挙をもて遊ぶ「つばさの党」や立花孝志みたいな連中が、大手を振ってまかり通るようになってしまったのです。
 
今になって維新は、兵庫県の斎藤知事や岸和田市の永野市長の事を批判していますが、そいつらを最初に支持して、今も陰でコソコソ応援しているのが維新ではないですか。
 
そんな奴らが一般庶民の味方であるはずないでしょう。兵庫県では「県民局長こそが不倫や不同意性交の常習犯」で、「斎藤知事はその県民局長を辞めさせた功労者だ」と言い募りながら、岸和田では「不倫や不同意性交があっても仕事が出来ればそれで良い」「永野市長の改革の邪魔をするな」と、全く正反対の事を立花は言っています。
 
そもそも、何故こんなエロ市長を維新は最初の市長選で推薦して当選させたのか?永野が地元の土建屋のボスだからでしょうが。これじゃあ自民党と全く同じじゃないですか。むしろ自民党よりもタチが悪い。
 
そんな奴らが共産党を批判する資格なんてないのよ。二言目には、やれ「競馬はギャンブルだ、競馬なんてやる奴は人生の落伍者だ」と言い募り、俺が桜花賞の馬券を買った事にもイチャモンつけながら、こんな人の道を外れた自民や維新を支持して来た、今は亡き親父も、そんな奴らの一人です。
 
まさか競馬ネタでこんな事まで書けるとは思いませんでした。やはり競馬は奥が深いw。

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