アガベで基本のコーヒーゼリー

とんぼを見かけ秋の気配を感じるものの、

まだまだ残暑厳しい毎日です。

冷たい飲み物やデザートにもつい手が出てしまいますね。

昨年から空前の台湾茶、タピオカドリンクブームですが、

そろそろコーヒーやコーヒーのフレーバードリンクが

出てくるのではないかと勝手に予測しています（笑

今月のレシピは火を使わず簡単にできるコーヒーゼリーと

最近注目しているフルーツコーヒーからインスピレーションした

オレンジコーヒーゼリーをご紹介します。

今回のオレンジコーヒーゼリーのレシピはオレンジの生搾りを使っています。

ゼリーに使うゼラチンは動物性の凝固剤で、果物に含まれる

タンパク質を分解する酵素によりゼラチンの凝固を阻害してしまいます。

そこでオレンジ果汁にアガベシロップ（糖分）を加え加熱して

酵素を抑える事によりゼラチンの効果が阻害されないようにひと手間をかけます。

（市販の加糖オレンジジュースを使う場合は加熱する必要はありません）

また基本のコーヒーゼリーはコーヒーの風味をしっかり感じられる濃さに

オレンジコーヒーゼリーのコーヒーはオレンジの風味が引き立つ濃さに

なっていますのでぜひ作り比べてくださいね。

液体にもさっと溶けて、コーヒーとも相性抜群の

アガベシロップを使ったコーヒーゼリーと

コーヒーの苦みとオレンジの酸味が爽やかな

オレンジコーヒーゼリーをぜひお試しください。

 

アガベで基本のコーヒーゼリー

＜材料　４人分＞

ドリップ用コーヒー

コーヒー粉（深入りコーヒーやバニラフレーバーなど）・・・５０ｇ

熱湯・・・・・・６００ｍｌ

（インスタントコーヒー大さじ２：熱湯５００ｍｌ）

粉ゼラチン１０ｇ+冷水６０ｇ

アガベシロップ・・・８０ｇ

生クリーム・・・・適量

 

＜作り方＞

１ゼラチンは冷水に振り入れ１０分置いてふやかす。

　ふやかしたゼラチンは電子レンジ５００Ｗに５０秒かけ液体にもどす。

２コーヒー粉をドリップし、アガベシロップを加えて良く混ぜ溶かす。

３２に１のゼラチンを加えて溶かし混ぜ、濡らした器に分け入れる。

４冷蔵庫で冷やし固める。

５生クリーム、お好みでアガベシロップ少々をかけていただきます。

 

 

オレンジコーヒーゼリー

 

＜材料　４人分＞

オレンジ果汁・・・２００ｍｌ　（オレンジ２個分）

アガベシロップ・・・大さじ２

Ａゼラチン3.５ｇ　冷水２０ｇ

 

コーヒー粉・・・２０ｇ

熱湯・・・・・・３００ｍｌ

アガベシロップ・・・大さじ３

Ｂゼラチン５ｇ、冷水３０ｇ

 

＜トッピング＞

生クリーム１００ｍｌ、アガベシロップ大さじ１

オレンジ・・・適量

カカオニブ・・・適量

 

 

＜作り方＞

１．オレンジは果汁を絞る。

　　Ａのゼラチンは冷水に振り入れ10分おきふやかしておく。

２．鍋にオレンジジュースとアガベシロップを入れゴムベラでよく混ぜながら加熱し、

　　70度ぐらいに温まったら火を止め、１のゼラチンを加えて良く混ぜて溶かす。

３．2の粗熱がとれたらグラスに分け入れ冷蔵庫で冷やす。

４．オレンジゼリーが固まったらコーヒーを淹れる。

　　Ｂのゼラチンは冷水に振り入れふやかしておく。

５．４のコーヒーをボウルに移しアガベシロップを入れ混ぜたら、

　　さらに４のゼラチンを加えて良く混ぜる。

６．５を冷水に当て粗熱が取れたら３に注ぎ入れ冷蔵庫で冷やし固める。

７．ゼリーが固まったら泡立てたホイップクリーム、オレンジ、カカオニブを飾る。

 

レシピ提供：柳瀬真澄