二人暮らし 日々諸々。

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消えていたホットフラッシュ

2014-08-01 11:30:03 | 旬をゴチになる

毎金曜日に届く九州の野菜と有精卵。
7月18日~7月30日(の食レポ)です。

この期間は二十四節気の小暑と次の大暑の頃
(8月6日頃まで)。“暑中”と呼んで、暑中見舞いを出します。

薬膳の世界観では、夏という季節は、暑さで体の中に熱が
こもるため、汗をよく出して、水分代謝をよくして、休息を
たっぷりとって暑気払いをすると考えます。

それから、弱くなる「心」や、年中大切にする「脾胃」の
機能を高める食事を考えます。

そして、これらに適した食材を摂ることが、夏を元気に
乗り切るコツ!ということになります。

届けてもらう九州の野菜を、そういった視点で見ているので
旬のもの、土地のものなどは、なるほど自然と体を癒やす
仕組みになっているということが分かります。

 


 

個人的に抱えていたトラブルは更年期に多くみられる
ホットフラッシュ。暑くて自然と出る汗と、ホットフラッシュ
が重なると最悪です。本当に悩まされていました。

梅雨が明け、気が付いたらZERO~♪
先生に「ホットフラッシュの不快さがゼロになって、
梅雨を楽々元気に過ごせました」と報告したら、
食べたものをインタビューされました。

行きついた結果、じゃがいも様様!という結論になりました。
じゃがいもは、気を補ったり、「脾胃」の働きを高めたり、
水分代謝のトラブルによくて、むくみを改善します。

とどのつまり気血水のバランスなのですが確かに、
「君の主食はじゃがいもか!」と言われたくらい
米粒よりも食べました。
食養生は、時間はかかりますが、あり得る!と
リアル体験したという訳です(笑)。

 


じゃがいも様様。一番のお気に入りはデストロイヤー
(という品種)。ふかしてマッシュしたら超好き!

疲労回復に、いわしにトマトを組み合わせました。
トマトのクエン酸と、いわしの疲労回復効果です。
仕上げはバジル。バジルはトマト同様、胃腸の
働きを高めて消化を促進する働きです。

 

 

なす。体を冷やして利尿作用の野菜です。
グリルで焼くだけでもかなり美味!

 

 

にら。冷え性の改善、体を芯から温める野菜です。
下半身に力を与えるので、クーラーによる足のむくみ改善に
食べました。サッとゆでて作りおきの香味醤油をかけました。

薬膳では、にらとはちみつの組み合わせはNGと言います。
どちらにも通便作用があるので同時に摂ると、おなかピー
になる場合もあるそうです。

 

 

ごぼう。熱を冷ます、余分な水分をとる野菜です。
にきびなどの皮膚の化膿を予防する効果や通便を
改善するので生理前に、にきびトラブルや便秘が
悪化する方によいそうです。

消化を助ける鶏肉と黒酢で煮ました。
たまごは、夏に弱くなる「心」に働きかけて元気に
してくれるので加えました。
ぎょえ!もっときれいに大理石卵になる予定でした(笑)。

 

 

きゅうり。ほてった体やのどの渇きによい野菜。
夏バテをさらに遠ざけたいので、鯵と組み合わせました。
きゅうりが体を冷やして鯵が疲労回復を促します。
白梅酢で調味した混ぜ寿司です。

 

 

枝豆。気を補って血のめぐりをよくする野菜。
夏バテの予防や疲労回復に有効です。
肝機能の働きを助けたり、アルコール分解を促すので
おつまみに最適!

春に阿蘇の友人から届いた高菜漬けを夏まで残して
いました。理由は料理本にある高菜漬けと枝豆の炒め物を
作ってみたかったから。予感的中!美味しかったた~。

 

 

枝豆は翌朝にも。実はこの枝豆、届く予定だった
野菜の代替品だったのです。大当たり(笑)。

 

 

じゃがいもとバジルを合わせて、パニーニプレートで
挟みました。どちらも胃の働きを助け、消化を促進
する働きです。

 

 

2週間ほど追熟させていた天草晩柑。
すごーく美味しかったです♪


夏バテすらしない胃が恐ろしくてたまりません(笑)。
おごちそうさまでした。

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