二人暮らし 日々諸々。

共通の楽しみも多い夫婦二人暮らし
日々諸々のblogです。

灼熱のキッチン

2015-08-07 09:13:58 | 福岡グルメ

毎週金曜日に届く九州産の野菜と有精卵(iBox 定期便)
で家庭薬膳を楽しんでいます。

定期便は、旬の露地野菜(中身はお任せ、きのこ含む)
とサービスでいただく卵で計10品!

アップは7月31日到着分です。
このあたりの暦は大暑。真夏です。

真夏は、むわっと熱気がまとわりつくような、
なんとも蒸し暑いころ。

湿気と熱が体にこもって体調不良になりがちです。
暑さにバテてしまって疲れもたまりやすくなります。
うまくケアしたいですよね。

 

宅配野菜では、この時季、生の黒きくらげが届きます。
黒きくらげ。薬膳では血液に栄養を与える役目。
胃腸を丈夫にしたり、肌をきれいにする作用もあります。

 

 

黒きくらげ ぶなしめじ 小松菜の煮びたし。
共通の効能は「血」に関すること。補血や血行促進です。
女性は一生を血が関わっています。マメに摂りたいですね。

 

 

空芯菜。体を冷やす性質(寒性)です。
茎の中が空洞なので名づけられました。鉄分が多い
のですが「涼血」といって、血熱を冷ます効能も
もっています。旬は夏。夏野菜は体を冷やすものが
多いので(冷やすことによって) 体の調子を整えます。
ごま、ごま油と和えて和風ナムル。若返り効果です。

 

 

おくら。体を冷やして胃腸を整えます。
特有のネバネバがたんぱく質の吸収を助ける働きが
あるので疲労回復や滋養強壮に。冷や奴に添えました。

 

 

エリンギ。
「補陰」といって、(気血水のうち) 水を補ってくれます。
残念ながらこの水は年齢とともに枯れていくので
プレ更年期のわたしには必要な効能です(笑)。

細切り昆布、ピーマンと合わせて炒めました。
しょうがを足して発汗を促しました。

 

 

ごぼうと小松菜は豚の角煮のつけ合わせに。
ごぼうは解毒、発汗、利尿作用に優れます。

小松菜は腸を潤したり、風邪予防、美容、老化防止など。
カルシウムが多いので骨粗しょう症予防やイライラを
改善する効果もあります。

豚肉は、夏におすすめのお肉。
「清熱」といって、消炎・解熱の働きです。
体を潤してもくれるので、から咳や便秘にもよいし、
気・血を補うので体力回復にも。

出張から戻った日に角煮のリクエスト。
「美味しかった!」と食後にハイタッチ(笑)。


灼熱のキッチンで作っています。
ビール片手ですが、何か(笑)。

ビールにはイライラ軽減の作用があると知って
笑ってしまいました。

今週もおごちそうさまでした!

iBox(宅配野菜)

http://vegetaberus.com/?tid=4&mode=f24