雨続きでしたが、今日はやっと青空。
わが家に遊びに来た40年来の友人と多摩川を散策。
青空の下、桜並木の下を歩くだけでも幸せを感じます。
今日は良い日だなぁ♬
健康を感謝♬
一昨日は曇り空の中、国立の桜見物。
雨で散ってしまうのを恐れ、夫と行ってみたけれど、
今日の青空と桜のコラボにはかないませんね。
お花見の時期は気持ちがせいて忙しい。
あそこも行きたい、ここも行きたい。
気持が元気な証拠です。
🌸🌸 3月の演劇 🌸🌸
3月19日 劇団☆新感線 「ミナト町純情オセロ」~月がとっても慕情編~
東京建物uriria HALLにて
主演・元V6の三宅健、ヒロイン・松井玲菜、悪役・高田聖子
題名から想像できるようにシェイクスピアの「オセロ」を下敷きに
変幻自在に手を加えたストーリー。
戦後の混沌とした時代、とある港町のやくざの抗争のお話。
ブラジル人殿ハーフ・あむらオセロ は前組長への襲撃を体を張って阻止したが、
組長は敢え無く殺害され、本人も重傷を負う。
回復後、組長の妻や仲間内から次期組長と目されるが、
純真無垢な娘・モナと知り合い、やくざから足を洗う覚悟をし、結婚する。
ここからが本題。そして
前組長の殺害にオセロが関わっていたのではという奸言、そして足を洗うというオセロを面白く思わない組長の妻は おせろに復讐を誓う。
モナが、部下と浮気をしたという証拠をでっちあげ、
オセロを次第に追い詰めていく・・・・・
2011年に 橋本じゅんと石原さとみで上演された芝居の再演。
新感線らしくお笑いの要素も勿論あったが、
橋本じゅんの鬱屈した芝居と石原さとみの可愛らしさが印象に残っている。
今回醜男ではない二枚目の三宅君があのコンプレックス感をどう演じるのか
楽しみだったが、
故郷ブラジルで目の前で両親が殺されたという闇を抱えた男という設定になっていた。
でも三宅君は余り闇を感じさせず、シュッとしたけんかに強い二枚目やくざに見える。
だからモナが浮気をしているという話を最初から単純に信じてしまう馬鹿さ加減や、自分への自信の無さがイマイチ伝わらない。
お笑い部分もスベッてしまう。
でも、でも、後半は素晴らしかった。
じわじわと高田聖子の策略が功を奏し追詰められていくオセロ。
その疑いと哀しみが悲劇へ・・・
人間は弱い部分を突かれるとこれほどまでに弱いのか。
さすがにシェークスピア原作と思う。
高田聖子は悪役が専門だが、今回ほど憎たらしく演じた事はなかった。
松井玲菜の透明感ある演技も良かった。
三宅君は追い詰められた時の表現が良かった。
もちろん観客総立ちのスタンディングオベーション。
実は私は三宅君のファン。劇場で何度かお見かけし、
静かに珈琲を飲んでいた姿が印象的だった。
良い芝居でした。
3月23日
トムプロジェクトプロデュース 「ソングマン」
跳べ!三ツ矢高校・男子コーラス部 国民共済ホール・スペースゼロにて
友人に誘われて。
トムプロジェクトプロデュースに惹かれた。熱演だった。
先が見えてしまうストーリーだったが、それなりに楽しんだ。