ウィーン 4日目
朝、まずはトラム(路面電車)に乗ります。
ん??? お尻があったかい~~
なんと、暖められた小石が、ブリキのバケツに入れられ、座席の下に置いてあります。
トラムの歴史が古くて、暖房設備のない車両にはこんな原始的配慮がなされているようです。
でも全ての座席に置いてあるのではないので、私達は当り ほかほか~
このあと何回もトラムに乗りましたが、この設備?はこれ一回。
そうそう、このトラムで初めて車掌さんの検札がありました。
チェコでもウィーンでも 地下鉄やトラムや国鉄は、日本のような厳しい改札口がなく、
入場する時、刻印機に自分で切符に印をつけるだけ。
降りる時も改札チェックはなく、ただ出て行くだけ。
娘と「検札もないし、ダダ乗り、いくらでもできそうね」と話してましたが、やっぱり検札はあったのね。
ただ乗り判明の数人がトラムから下ろされ、何事か話し合っていました。
ただ乗りの罰金は高いそうです。
今日の予定は四角い青のオペラ座の左側グリーンの多い王宮 (ホーフブルク)がメイン。
ハプスブルグ家の栄光を楽しみます。
そしてもう一つのお楽しみも・・・・
なお四角いオペラ座からリンクの中心のステファン寺院まで歩いて15分ぐらい。
青線で書いた部分がウィーン一番の繁華街になります。
今回の旅行でここを何度往復したことか
王宮庭園のモーツァルト像と。王宮。
王宮。 皇帝の居室、シシィ博物館、宮廷銀器博物館の入り口。
ここにも観光馬車が。 街中では黒い馬ですが、ここでは白い馬が活躍。
いかにも王宮らしいですね。
銀器博物館内部。 ハプスブルグ家歴代の食器コレクション。
革命によりハプスブルグ家が崩壊したのではないので、膨大な量の陶磁器や、
銀器が残されている。 量と、豪華さに圧倒されます。
パーティ用カップとポットの収納箱。
カップは一列10個、7列、ポットが6個。 これが一段。2段か3段ありますね。
この箱にいったい何人分が収納できるのかしら
最後の写真は古伊万里。古伊万里のみの部屋もあり、膨大なコレクションだった。
銀皿と金メッキの燭台。全て1メートル以上あり、大きい。
燭台の下は鏡になっており、光を照り返す工夫がしてある。
さぞやきらきらと美しい晩餐会が催されたことでしょう。
磁器の像二人は、最後の皇帝フランツ・ヨーゼフと皇妃エリザベート。
このあと皇帝フランツヨーゼフの居室とシシィ博物館を見学。
写真は不可なので紹介できなくて残念!
フランツヨーゼフは1848年に即位後68年の長い期間皇帝の地位にあり、
真面目ににひたすらオーストリアのために働いた。
そして第一次世界大戦中に世を去り、死後2年目に帝国は崩壊した。
皇妃エリザベートはシシィという愛称で呼ばれ、絶世の美女。60代で暗殺された。
この二人に対するオーストリア国民の敬愛は今も続いているようで、
二人の居室や、物が沢山残されている。
シシィ博物館では、残された、あるいは復刻したドレスが、とても手が込んでいて
印象的だった。
昨年日本で開かれたハプスブルグ展で 皇妃エリザベートの大きな美しい肖像画が展示されていたが、
その肖像画もフランツヨーゼフの肖像画と対になってここにあり、威光を放っていた。
このあと、王宮宝物殿に行くつもりが、入り口がわからなくて、スペイン乗馬学校に入ってしまった。
他と比べて高い料金を払って入ってみると、古めかしい体育館のような所に出た。
観客席の下を覗くと、威儀を正した何人かの騎手が白い馬に乗って歩いている。
ただ歩いているだけで、芸もせず、つまらないのですぐに出てしまったが、
あとで、伝統的な乗馬学校の朝の調練というのがわかった。
白い馬は軍馬に最適というスペイン産の馬で、特別に繁殖飼育しているらしい。
こんな所はツァーだと絶対にこないだろうなぁ・・・・
つまらなかったけど印象には残った場所だ。
王立宝物殿の王冠。 世界で一番豪華な王冠と言われているそうだ。
帰り道で見つけた王立礼拝堂。小さくてシンプルで、美しい。
ここでウィーン少年合唱団毎日曜日に聞くことができる。
フランツヨーゼフとシシィもここで結婚式を挙げたようだ。
また歩いて歩いて、オペラ座付近に。
今回の旅行目的の一つは、本場でザッハトルテを食べる
カフェ・ザッハー。
メニューもおしゃれ。 今も写真の女性のような制服のウェイトレスが注文を受ける。
入り口は重厚。
はじめ写真は遠慮していたが、ヨーロッパ系の観光客が自由に撮っていたので、
私達も記念にね。
これがザッハトルテ。
チョコレートケーキも、生クリームもそんなに甘くなくて食べやすい。
オペラ座前。宮廷風衣装の人たちはオペラ座やコンサートホールの切符売り。
観光客に声をかけている。 ホールごとに衣装のスタイルが違う。
私達は、日本ですでにコンサートの予約をしていたけれど、こんな所でも簡単に買えるのね。
中央の像はマリーアントワネットの母、マリアテレジア。
王宮前広場にある、ウィーン美術史美術館。
中のは、ルーブル美術館よりずっと豪華。
名画と一緒の写真。
疲れたので、今度はカフェ・ザッハーの隣にある、カフェ・モーツァルトへ。
ウィーンではカフェを楽しむわ~。
さて夜は・・・・
楽友協会ホールで、クラシックコンサートを聴いた。
世界で一番音響が良いというホール。
クラシックに詳しくないので、題名は忘れましたが、うっとり~~
ただし観客の方は、プラハのスメタナホールのほうが華やかだった気がします。
海外着物デビューしました
4日目終了! 今日も張り切ってしまいました!!
見ているだけで疲れちゃうわ。なんてパワフルな銀河さん。
いろいろ思いだしています。
ウイーンは今は亡き実家の母がドイツにいる私達を訪ねてきたとき、一緒に旅行しました。
あの観光馬車、なんて言ったかしら?ファッカー?
乗りましたか?高かったけれど、最高の気分でした。
ザッハトルテ、食べたい~!カフェー・ザッハーではないけれど、ステファン教会の近くのテrスで食べたわ。
一見しつこそうだけれど、美味しいのよね、あっさりしょていて。
ヨーロッパのケーキは殆ど生クリームが添えられているわね。
盛りだくさんのプラハ・ウイーン紀行、これからも必死で付いていきます。
母娘ともに欲張りなんです。
なまじ下調べをちゃんとしてしまったために、
行きたいところが増えすぎて、困った羽目に。
観光馬車は残念ながら乗っていません。
今思うと乗ればよかったわ。
次はどこ?って感じでだんだん余裕なくしてしまったかしらね。
でも思う存分動き回って、後悔のない旅行でした。
こりゃ疲れると見捨てないでくださいな。
また是非お越しください。
フリー旅行にするだけあるわ・・・
チェコやオーストリアの歴史も教えて貰い
本場の“ザッハトルテ”を食べ、美術館巡りや
コンサートを聴いたりと、余りの盛り沢山に
ついてゆくのが大変
キャリーバッグ、重いの分かったわ。
着物を持って行ったのね。
こんなに忙しいのに、着物に着替える気力が素晴らしいわ。
皆さん、振り向いた事でしょう。
またまたお邪魔しました
精力的に動かれて、またお疲れさまです!
写真がたくさんで、どれを見ても懐かしくて!
ウイーンの森には、フランツ・ヨーゼフの質素な別荘があって、印象的でした。
ハプスブルグ家のお墓(地下)で、シシィの墓棺にたくさん花束が置いてあるのを見ました。
セント・シュテファンの地下は、コレラで死んだ骸骨が山のように積まれています。
民族が全滅するほどだったと言いますが、寒気がしてきました!
美術史美術館は、クリムトとエゴン・シーレをご覧になりましたか?
帰国してから、どうにも欲しくて「抱擁」模写を買い込んで、ダイニングに飾ってます。
楽友協会ホール、ついに登場ですね♪
盛装した銀河さん、素敵ですよ~
TVでも放映される、楽友会館のニューイヤー・コンサート。
日本からも大勢がいくようで、和服姿も多いですね。
ウイーンでの小さなコンサートは、この宮廷衣裳の兄ちゃんから買いました。
大学生のアルバイトみたいね。
ウイーンは二回行きましたが。
最初はドイツ~スイス~ザルツブルグ~ウイーンでした。
次がドイツからウイーンへ直行したのです。
ここに滞在して、プラハやブダペストへ往復した訳ね。
その最初の旅行で、ウイーンの「ホテル・ブリストル」スイートルームへ二泊しました。
記念に大奮発して夫でした!
ウイーンに住む友人夫婦が来て、どこへも行かないで、部屋で過ごそうよと言ったのですよ。
日本なら目の玉が飛び出る料金と思ったら、意外に安くてビックリでした!
また来るわよ~!
道に迷ったり、思わぬ出会いがあったり、
発見の連続で、脳が刺激されます。
帰ってくると、少しはボケ予防した気になって、
自分はまだ大丈夫と安心します。
いつか海外で着物を着ようと思っていたのですが、
いつもフリー旅行なので荷物を増やす勇気がなく、
でも年とったらできないなぁと今回頑張りました。
でもね。外を歩く時は着物の上にダウンを着たの。
他の人から見たら、派手なロングスカートにしか見えなかった!!
足元は足袋草履なので不思議そうに見てました。
ホールの中は団体客が多かったので、
お互いのドレスアップを楽しむ余裕の雰囲気は
なかったですね。目立たなかったです。
娘もドレスアップしたのですが、どうせ綺麗な格好するならチェコですればよかったと、
二人で少し後悔しました。
でも何でも挑戦、新しい経験ができてよかったです。
ウィーンに2回も行かれたのですね。
今回写真をコレデモカというぐらい満載したので、
懐かしい風景が沢山あるかもしれませんね。
シュテファン寺院は2回入ったのですがいつも
大きな会合をやっていて、ゆっくり見られませんでした。
大好きな塔登りは工事中でできなかったし・・
地下にはそんな過去を彷彿とさせる場所があるのですか!私もきっと寒気がします。
クリムトとエゴンシーレはもちろん、3日目に見に行きましたよ!
楽友協会ホールはだんだんさんのおっしゃるとおり素晴らしい演奏と音響でした。
いい思い出です。
でも、観客は団体客が多かったせいか、
演奏中にもデジカメで撮るし、雰囲気がガサガサしていたのが残念!
着物は他に2人見かけました。
楽友協会ホールの着物姿は はやっているのかも。
「ホテル・ブリストル」はガイド本に最高級豪華ホテルの項に載ってますね。
場所も最高!すごいわ~。
そうそう、カフェ・ザッハーもモーツアルトも
銀座の資生堂パーラー並の立地なのに
ケーキとコーヒーで10ユーロもしなくて、ビックリでした。
またお待ちしています~♪
演奏終了で、拍手の隙に撮るくらいはあるけど…
ニューイヤーコンサートが世界に発信されてから、我も我もでマナーが悪くなったようです。
残念ですね(^_^;)
ここの場合、ワンピースやネクタイならばOKね~
でもこの日の為に、一張羅忍ばせて行きました♪
後ろの席からも前の方のデジカメの白い画面が
チラチラ写り、目障りでした。
確かに、ニューイヤーコンサートの影響ですね~
団体客が多く、ガサガサしていて、
おしゃれしている人も少なく、その点はがっかりでした。
だんだんさんみたいに一張羅着た人が多いと
格調が出るのに・・・・