2日目 2月2日
節分の1日前。
今日は吉田神社節分の前日祭。
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夜の行事は追儺式(ついなしき)と言い、鬼を追い払い邪気を払う有名な儀式。
夕方までは京の街をブラブラ。
朝9時半ごろ出発。出町柳に出てネットで知った「京や」へ
あら♪ いつも行列の和菓子「ふたば」の行列が短く、豆餅と桜餅を買うことが出来た。
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京屋は「ふたば」の道を挟んだ真向かいにある。
気になるお店でしょ? でも入り口が狭く、入りにくいので今までは行ったことが無い。
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それが、ネットでこの店のオーナーが帯留めの収集家であるのを知り、是非今回訪ねて見たいと思った。。
帯留めコレクションを見たいと言うと、若い着物を着た男性が店の展示品だけでなく、箪笥に収納してある品々をも見せて下さった。
収集品の量と質の高さに驚き、このような工芸品を間近に見る感動にドキドキ。
そしてお金を払えば買えると言うのにもワクワク。
日本一の帯留め収集家の故池田重子さんのコレクション展も見たことがあるが、すべてガラス越しで遠い存在だった。」。
写真もブログアップもOKの許可を得たので写真を載せます。
オーナーの女性に、宣伝してくださいネ~と頼まれました。
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陶器、白牒貝、メノウ、ヒスイなど。
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右端の4つは江戸時代の作品。
水戸藩お抱えの金工師の作品でこの店では一番古い。
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こちらは明治時代の贅を尽くした飾り櫛。
波に千鳥、サンゴがあしらわれている。
どんなお金持の奥様が注文されたのでしょうか?
こちらも櫛の細工物
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べっ甲にサンゴや貝の象眼。見とれてしまい時間を忘れてしまう。
10年前なら我を忘れ、手ごろな価格のものを買ってしまったかもしれないが、
今は断捨離を考えなければいけないお年頃。見るだけです。
手の平に乗る小さな芸術品、日本の手仕事は素晴らしい!!
バスに乗り、「哲学の道」を歩き、銀閣寺へ
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桜の芽が少しだけ膨らんでいた。今年の桜は早いかもしれない。
銀閣寺
正式名を東山慈照寺と言い、室町時代足利義正も寄って造営された。
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東求堂
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裏山から銀閣寺境内と市内を臨む
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山を下りる。
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銀閣
コロナ禍であっても見物人の絶える事のなかった銀閣寺。
初めて、冬の静かな寺を歩いた。
何度も来ているのにまるで違うお寺に来ているようで新鮮だった。
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昼食は哲学の道沿いの「大銀」で。カツ煮など。
そのまま歩き、京都大学裏の北参道から吉田神社へ
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表参道からの道もあったが、面白そうなので北参道を選んだ。
結構長い道のりで、山を一つ越えてしまった。
吉田神社 初めて来た。
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3日には収められた飾り物を焼く儀式があるらしい。
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福豆を買うとくじ引き券がついてくる。景品1等は乗用車。
6日ネットで当選発表。
必ず現地で景品を引き替えないといけないので、
1等が当たったらまた京都に来ましょう何て言ってたけれど、外れた!!
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ほら貝の音と共に鬼の一行が叫びながら現れた。
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皆さんにお披露目
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宮司さんが、コロナ下で鬼が吠えることが出来ず、無音の祭りにせざるを得なかったが、
今年は数年ぶりに賑やかな祭りが出来ると喜びを語っていた。
鬼が叫び、子供がキャーキャー怖がり、ほら貝の伴奏も賑やか。
宮司さんが「さあ皆さん写真とりますよ~」と張り切っている。
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この建物の周囲を鬼が逃げ回るらしい。
少し早かったが、 2時間半前からこの場所に陣取った。
とても寒い日だったので1列目は止め、風よけのある2列目に。
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古式ゆかしく松明の中で追儺式(ついなしき)が行われる。
見にくいですが、右手の赤い4つ目の神がと沢山の子供たちが
オーオーと声を上げ、鬼を建物3周追いかけまわし、退治する。
演劇的な儀式で、とても面白かった。
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帰りは表参道から。
露店は800店も出店するそうだ。
歩いても歩いても露店が続いていた。
2日目終了
もうここまでくると美術品!
日本人の私たちでも惚れ惚れとしますので、京都を訪れる外国の方は驚かれるでしょうね~。
お買いになりましたか?
家宝になりますね。
銀河さんの京都の旅は一風変わってて(失礼
続き楽しみにしています。
大事にしないとね。
まだまだ歩いて行きたい所が沢山あった様な・・・。
仕方が無いから銀河さんの旅を楽しみにしています。
頑張れば一般庶民にも手に入れることが出来る美術品です。
帯留めの魅力に嵌った事もありますが(高級品ではありませんよ💦)
断捨離年齢の今、買い求めても無駄になるばかり。
あきらめました。
でもいろいろ説明して下さったので、
足袋、懐紙入れなど着物の小物を買いましたよ。
見るだけで豊かな気持ちになりました。
生きている有難さを実感しています。
歩けるうちに歩かないとと言う気持ちで旅に出ます。
私の拙い旅報告、楽しみにしてくださってありがとうございます。
私もmakoさんの紹介して下さった場所やホテル、
沢山覚えており、いつか行きたいなと思っています。