気まぐれ日記☆着物の小部屋

2007年耳下腺癌の手術で顔が変わり、生活が一転。街歩きと着物と芝居のブログをどうぞ宜しく♪

中抜き東海道歩き 2日目 姫路城、祇園祭宵宵宮

2019-08-22 21:25:10 | 東海道だらだら歩き

 朝起きると雨。

眼下は琵琶湖という景色の良いホテルなのに何も見えない。

 

 7月22日の2日目は自由行動

3人ともばらばらに行動します。

若い仲間は坂本から比叡山に行くと言って、早めに出発。

年上の仲間(隊長)は三十三間堂の風神雷神象の配置が変わったので見に行くとの事。

私は2日目が東海道歩きと思い、自由行動は京都の小さな美術館巡り(三年坂美術館や並河靖之七宝記念館や陶板名画の庭)

と買い物(柘植の専門店で髪留め)と決めていた。

けれど2日目が月曜に当たってしまい、どこも休館。

それなら三十三間堂に行き、その後は祇園祭の山鉾でも見ようかしらと大津駅へ。

京都に行く・・・・・はずだった。

 

9時ごろの急行の行き先に「姫路行」とあった。

仲間が何気なく「姫路まで行くのね」とつぶやいた瞬間、閃いた。

姫路城見たことない 私は姫路に行く

自由行動の旅って気が楽ですね。気が変わっても十分対応できる

 

1時間45分で姫路到着。

姫路城まではバス。
 

姫路城は慶長年間(安土桃山時代と江戸時代をまたぐ時代)

に建てられ、日本独自の城郭建築の技術が最高の時に建てられた城。

国宝であり、日本で初めての世界遺産として登録されている。

白漆喰で固められた優美な姿は飛び立つ白鷺に例えられ、白鷺城とも呼ばれている。

近年改修を終え、一層美しく生まれ変わった。

姫路城は大天守と小天守の連立式店主が完全な姿で残され、幾重にも重なる屋根、破風飾りなど華やかな構成美を誇る。

 

随分前のテレビのドキュメント番組で、復員兵が戦火の中で生き延びた姫路城の姿を見て涙を流して喜び、

生きる力を貰ったと言っていた。印象的な言葉だった。

 

この後は写真をどうぞ

        

 

 

天守閣内部

 

最上階には小さな神社がある。

今までいろいろな城の天守閣に登ったが、けた違いの大きさとに驚いた。

戦いに備えると言う用途のため、内部は武骨だが細かな配慮のもとに作られ、

それに反し、外部には繊細な手仕事が見られる。

外人観光客が多かった。

 

 

窓からの景色


 
 
 

   

破風飾りが美しい。

   

しゃちほこの下の漆喰には模様と菊模様の丸い飾り瓦が埋め込まれている。

百間長屋と呼ばれる建物。城に勤務する人達の宿舎。

延々と長い。戦いのときにはこの建物も要塞の一部となるように設計されている。

 

姫路城の隣の庭園・好古園も見学

         

   

やっとお昼。 おそばとあなご丼のセット。

広大な姫路城を歩き回ったので疲れ、一休み。

 

 

4時頃の急行に乗った。

5時に3人で連絡を取り合う約束をしていた。

若い方から連絡があり、もうホテルに帰っているそうだ。

すぐに隊長も帰ってきた。

隊長は祇園祭の山鉾を見たそうだ。

次の停車駅は京都。私は山鉾をどうしても見たくなり、どこで見たのかメールで尋ねた。

返事がないので若い仲間にもlineして聞いてもらった。

隊長がシャワーを浴びているところを聞いてくれたそうだ。

そんな状況とは知らず、強引でごめんなさい。

おかげで京都駅到着に間に合った

 

ここからは祇園祭の話です。(クリックすると祇園祭の説明)

ブログアップに疲れてしまったので簡単にです。

21日は24日の後祭りの宵宵山(後祭りのよいよいやま)の日。

祇園祭には先祭り(17日)と後祭りがあり(24日)、21日は引き回しの山鉾が町内で披露されている。

もう暗くなってしまったので写真は上手く撮れなかったが、飾られた10台の山鉾の内8台は見ることが出来た。

大船鉾、この鉾は後祭りのしんがりを務める。

コンチキチンの音が聞こえた。 
 
 

南観音山鉾。 建物の2階からはしごをかけ、中に入る。

時間が早ければ見物客も入れたそうだ。

    

                                  

正面。

 

それぞれの鉾のそばには ご会所が設けられ、ここで手ぬぐいや玄関飾りのちまきも買うことが出来る。

ちまきは食べ物ではなく藁で作られ、厄除け災難よけのお守り。

山科付近の民家にも京都の民家にも玄関に飾られていた。

右は2階を開放し、ペルシャ絨毯を飾っている家。

町屋の表を開放し、内部を見せている家も沢山あった。

 

流石に疲れ、早く帰りたくなり、一度食べたかったビーフカツサンドと卵サンド、ビールを買って

ホテルに帰った。(この卵焼きの厚さにびっくり!!)

雨が降ったり止んだりの日でしたが、今日一日のそれぞれの旅の報告会、話が弾み楽しかったです。

こんな自由な旅もいいですね。

      
 
 
 
 
 

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8 コメント

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Unknown (yasukon)
2019-08-24 18:10:45
こんばんは!

ただただ銀河さんの行動力に驚いています。
お一人で・・凄い 凄い!!

姫路城もとてもいいお城でしょ。
祇園祭りも行ったことが有るので懐かしい事ばかりでした。
3人3様に過ごされた二日目 皆さん 凄いわ~~。
皆さん 大人ですね(笑) 一人でちゃんと楽しまれているのはすがすがしい思いで読ませて頂きました。
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姫路城 (nao♪)
2019-08-25 08:35:47
友人との3人旅でもこんなに自由な旅ができるのですね。
皆さんがそれだけ「本当の意味での大人」だという事ですね。

まだ子供が小さいころ、私の両親は転勤で2年ほど倉敷に住んでいた時があります。
その時「姫路城」を訪ねました。
暗い中、息子を抱いてお城の中の急な木造の階段を上って行った覚えがあります。
近年大掛かりな改修が行われ「白塗りのお化粧をした姫路城」というニュースを見ましたが・・・
写真を拝見すると、数年たって大部落ち着いた感じになりましたね。
それにしても銀河さんのフットワークの良さには驚かされますよ。
返信する
yasukonさん (☆銀河☆)
2019-08-25 23:07:02
こんばんは。
大人の旅と褒めて頂き有難う~
東海道を歩き、今は甲州街道を歩いて、
年齢が違うにもかかわらず良い仲間となってます。
三人共、束縛が嫌いみたいで、自由時間を大いに楽しみました。

姫路城、本当に美しくて広くて、予想以上に素敵ですね~。
京都は何回も行っているのに、祇園祭は行ったこと無しでした。
今度はちゃんと時期に行こうと思いましたよ。
返信する
nao♪さん (☆銀河☆)
2019-08-25 23:16:28
 こんな旅も面白そうでしょ。
急に姫路に行ったのを聞いて若い仲間から「自由過ぎる~」と言われてしまいました。
何の下調べもせずでしたが、スマホって本当に便利。
何時に着くか、城までどう行けばいいのか、すぐにわかってしまう。

子供を抱いての天守閣、何層にもなっているので階段大変でしたね。
それが出来る若さって凄い!
城は雨が降ったり止んだりせいで屋根が濡れており、一層落ちつきが感じられました。
素晴らしい城ですね。もっと早く行けばよかったです。
返信する
Unknown (ラッシーママ)
2019-08-26 21:33:55
2日目は3人3様の楽しみ方をしたのですね。
それにしても皆さん旅に慣れてます、其々が行きたい所を決めてるのですから
私が行く姉妹旅行は私が全てを計画してますが、初めての所に行くのですから当然ですね。
2人の姉も文句も言わずに任せてくれるので毎年続いてるのでしょう。

銀河さんは姫路城は初めてでしたか、それは行けて良かったですね。
私はツアーで2、3度来て最初の時に天守閣まで登りましたが、未だ足が悪い頃で上るのが大変だったのを覚えてます。
その後も姉達とツアーで行ったと思いますが、2度目の時は二人の姉は姫路城に入りましたが
私は姫路城のすぐの所にある「姫路市立動物園」に行ってました、お城の中を歩くのが嫌でね。

更に祇園際の山鉾も観れて良かったですね。



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ラッシーママさん (☆銀河☆)
2019-08-27 12:48:06
 私達3人共何かを計画するのが大好き。
なので自由行動も大歓迎です。
このチームは我儘も言えます。

ラッシーママさんの旅行は、ラッシーさんが次々楽しい場所を提供して下さるので、お姉さまたちも楽しみになさっているのでしょう。
張り合いがありますね。

姫路城があんなに広いとは知りませんでした。
2階も行かれましたか。
お城の階段は急ですもの、無理なさることはありません。
美しい城なので外から眺めるのも飽きませんね。

京都、いつか祇園祭目当てに行こうと思いました。
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Unknown (tona)
2019-08-27 15:38:09
おぉ、2日目も3日目もアップされてたのですね。
姫路城に行かれて良かったですね。
ばっちり覚えています。
というのも化粧直し前にもしかしてきれいになった時に生きていないかもしれないと友人たちと見に行きました。そして化粧直しが終わったら別の友人が見たいとということでもう一度ツアーで行きました。真っ白になっていましたが、今は少し色黒になってきましたね。そのツアーが城のとは気が付かず、竹田城や明石城や備前松山城など9つも回ったので得した気分でした。
祇園祭や町家までご覧になれて良かったですね。一日で随分と得るものがあるものです。この旅行素敵!
返信する
tonaさん (☆銀河☆)
2019-08-28 00:41:28
 こちらにもコメントくださってありがとうございます。
いい加減急がないと次の記事が載せられないと焦りました

「生きてないかもしれない」とは大げさな。
でも化粧直し後も見られて良かったですね。
お城のツァーというのもあるのですか!
それは面白そう。いろいろと比較が出来ていいですね。

雨のせいか、大分落ち着いた色になっており、重厚感がありました。家族にも見せたくなりました。

姫路に行ったので山鉾は諦めようとしましたが、京都が近づくと
いてもたってもいられなくて寄ってしまいました。
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