本日は1月31日月曜日です。困った時の神頼みならぬ、自衛隊にすがる日本です。自衛隊による大規模接種会場が本日から稼働し始めました。
日本ではファイザー社製とモデルナ社製のメッセンジャーRNAのワクチンが接種可能です。しかし、ファイザー社製ワクチンに人気があり偏りが出ているために接種スピードが上がりません。三度目の追加接種でもモデルナのワクチンよりファイザーのワクチンを接種している人の方が格段に多いですが、大きな効果に違いはありません。一日も居住している地域で接種できるワクチンを打つことをお勧めします。
実行再生産数が1を大きく割り込むような感染力が弱ければ、自分の思い描くワクチンを待っても問題はありません。でも、今回のオミクロン株は弱毒性ですが、感染力が非常に強力です。実行再生産数が1なら1人から1人に伝染させて増えもせず減りもせずの現状維持です。伝染力の強いオミクロン株の実効再生産数は確実に1以上です。分かり易く1以上と言う事で整数の2とすれば、1人の人が2人に感染させて2→4→8とネズミ算式に増えていきます。この鎖を断ち切るためには一日も早い接種が重要です。
外に出歩く機会が多い若い世代から職場や家庭と言う中高齢者の生活環境に伝播させていきます。免疫力のある若い世代では致死率が低くても、基礎疾患があり筋肉量も減って免疫力の衰えた高齢者に広がれば自ずと結果は明白です。
罹る機会を減らし、実行再生産数を減らすためにも、罹患した後の重症化を減らすためにも、数%の効果の数値の違いを問題にせず、早く抗体を自己の体内に確立する事が重要です。
全てを活用して、一日も早くワクチン接種できる機会を逃さずに活用してください。
次にNHKのサイトからの世代別の重症化のデータをアップします。ご同輩へ。ワクチンを選択するより一日も早く接種する事を強く勧めます。
30代を1とすると60代は25倍、70代は47倍も重症化するリスクがあがります。と言う事は、高齢者が罹患すれば重症化する人が増えますから、死亡する人も多くなるのは自明の理です。
katananke05 さんのコメントを頂いての追記です。
スレッドタイトルとも合致する内容ですし、自分が三度目をモデルナ社製mRNAワクチンを決断しのもこの図を拝見したからです。
記憶違いでなければ、日本の三度目の追加接種は1/2の量ときおくしています。