今回のクルージングでは船外でのエクスカーションで二度ほどワインを買い求めた。
本来で有れば、船に戻った時に預かられてしまうのが、無事セキュリティを通過してしまった。
X-rayで分かる筈が面倒なのかノーチェックでキャビンに持ち込めた。
船内では飲まなかったので、お土産として早めにスーツケースに入れる事ができた。
飛行機での液体物は、安全のためである。
液体の爆発物があるのでセキュリティー・チェックが五月蠅いのである。
しかるに船では、船内で買い求めたお酒を飲んで頂くとの営業面とタックス・フリーでの兼ね合いである。
税金を払わないのなら、国外に持ち出す事が条件であるからして、国外で消費して下さいとの意味合いである。
従って船の場合は安全面と言うより、お金儲けの営業的な問題での預かりである。
日本でもレストランに入って、持参したワインを飲む事が出来ないのと同じことです。
居酒屋に依っては持込料を払えばアルコールを持ち込める場合もありますが基本はお店での注文です。
それと同じなのです。
サントリーニ島への船舶会社主催のエクスカーションでお邪魔したワイナリーです。
私達日本人と外国の方との混乗です。
立ち寄ったワイナリーは
SANTO WINES です。
別に期待していませんでしたが、美味しいワインでした。
各自、好きなテーブルに座って試飲です。
赤ワイン、白ワイン、そして貴腐ワインまで試飲させて頂きました。
太っ腹です。
サントリーの登美の丘での貴腐ワインの試飲は小さなグラス10㏄程度かな1000円か2000円した筈。
今は亡き父と共にお邪魔してご馳走になりました。
本来のワイン通に言わせれば貴腐ワインやアイスワインは邪道なのかも。
眼下には我らがイクノスが停泊しています。
埠頭に接岸しているより、沖合に停泊している姿の方が絵になります。
これ全部私が飲んだ訳ではありません、念のため。
自分も赤一杯、白一杯そして貴腐ワイン一杯でした。
それと家内のおこぼれを頂きました。
木箱入りです。
その木箱にしっかりと署名しました。
セキュリティーで取り上げられても買ったものが戻ってくるようにがっちりサインしたのです。
因みに、ワイナリーの売店の棚に何種類もの貴腐ワインが並んでいました。
一番安いのが€20でした。
余りの安さに驚きです。
何度も買いに行く訳にいきませんので、一番高い箱入りのを買った次第です。
買ったのは、750㎖フルボトルで€120でした。
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こちらでの売店での出来事を。
個人旅行の中国人の方が私の並んでいるキャッシャーの方に猛烈にクレームを付けていました。
買い求め終わり支払いも済んでいるようで、列には並んでおりません。
ワイナリーの店員の女性の方も困り果てているのか無視していました。
日本人では体面を気にして決して取らない態度です。
言葉も分からないとのハンディーも有るかもしれませんが、皆さんはどう思いますか。
みっともない!それとも、
納得の行かない事にその場で異議を唱えるとは立派な態度と!
自分自身は立派だと思った次第です。
そのクレームの内容が定かではありませんが、納得がいかないならその場で解決すべき。
その場を立ち去ってから後で文句を言うのは如何なものかと。
日本人はその場ではクレームを付けずに、後で文句を言うとの事。
人それぞれ考え方がありますから一概には言えませんが。
その後、その方とは何度も船の中で会いました。
ご家族で乗船していました。