今回、心に強く残った
メブラーナです。
写真では見た事があるが、動画では見た事も無く。
その意味も知らずに単なるダンスだと思って鑑賞に訪れた。
見終わって、
強く心を打たれたのでその思いが伝わればとの思いを込めてアップする。
クラブツーリズムの旅のしおりには、メブラーナ旋回舞踊ショーと記載されていた。
※気球遊覧とメブラーナ旋回舞踊については後方ページ『ご一読ください』を必ずご参照下さい。
後方ぺージより一部抜粋。
※ショーは宗教儀式のため厳正に行われます。
※途中退席と儀式中の写真撮影は不可ですが、最後に写真タイムの時間があります。
※前方の座席は回転風がきます。
と、記載されていた。
今回アップする為に一読した。
良い観光客ではないのかも。
バスで鑑賞に訪れる前に現地ガイドさんと添乗員さんから詳細な説明、前述の注意事項があった。
その説明を聞いた時、単なるショーでは無い事を感じた。
メブラーナが始まったら、
席を離れる事が出来ない事。
拍手もしてはいけない事。
写真撮影も出来ない事。
私語も慎む事。など普通の舞踊では無いと肌で感じて会場に入った。
それは厳かな会場ではあるが宗教儀式の場所には思えなかった。
でも、楽団(宗教儀式)四名と演舞者八名位が入ってきた。
音楽以外には無言で宗教儀式の演舞が始まった。
Motif の反対側の前方にそそり立つ岩です。
空もどこと無く。
こちらが岩山に中に掘られたケーブのMotif カルチャーセンターです。
これからの写真は舞踏終了後の写真撮影用の為の二名による回転舞踏です。
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私達の席の反対側に座っている方たちはマレーシアから来られた敬虔なイスラム教徒の方達です。
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お土産のフィギャーが有りました。
出口の所のある売店の所でマレーシアからの男性と少しお話しました。
YOU TUBU のメブラーナ旋回は
こちらです。
追記:
出典は下記の日本語リーフレットから。
Semâ
Whirling Dervishes Ceremony
In an Underground Cave
Motif
KÜLTÜR MERKEZI から日本語の説明文を引用します。
Semâ
①セマーと万物の動き
②聖メブラーナの考えによるセマー(旋舞)
セマー(旋舞)はアッラー(神)の「私はあなた方の神ではないのか?」というときに、魂の微粒子の「そうです。あなたは我々の神です。」と言う声を聞くこと、有頂天になり神にであうことである。
この微粒子は太陽の光のもとでスーフィー(イスラム神秘主義者)のように旋舞し、静止する。
しかしどんな節で、どんな拍で、どんな形の楽器を用いて旋舞するかは
誰もしらない。
セマーは心の中に隠れた人格の挨拶である。
セマーは人間の魂の安息と平安であり、魂の中に精神を持っている者がこれを知っている。
旋舞者達のある者は東で、ある者は西で旋舞してもお互いの状況を把握している。
セマーは心をつかむ愛に出会うためである。
凍りつき、音楽に感化されない。価値が分からない者に音楽やタンバリンは何の意味があるか。旋舞を始めると2つの世界(生と死の世界)から抜け出すでしょう。
セマーの世界は2つの世界の外にあるからです。
天国の第7室は高貴位である。しかしセマーのはしごはそこを超え、遥かに高貴である。
メッカ(イスラム教の聖地)の方角に顔を向けた者は、この世においてもあの世においても旋舞している状態になる。
輪になり旋舞し、静止する者達の真ん中にカーバ(メッカに有る聖遺体安置所)があったとしても。
③セマーとマン物の動き
セマーはトルコの伝統、歴史、信仰の一部であり、聖メブラーナ(1207~1273)のひらめきにより始まり、発展した。完全への精神的な旅(預言者マホメットの天国への上昇を意味する)。
であり、出発―到着を象徴している。セマーは7部構成である。
存在するという事は基本的条件は回転することである。
存在するという事の基本的条件は回転することである。最小の微粒子から最も遠く離れた星に至るまで、存在する物の共通類似は、それぞれの組織をけいせいする原子のエレクトロン(電子)と、プロトーン(陽子)の回転である。全てが回転するように、人間も組織を形成している原子の回転や、血液の循環、土から来て土に買えるように、地球と一緒に自然に、だが無意識に
回転しているのである。しかし、人間を他の存在物と違い特別な存在としているのは、知性である、ちょうどセマーゼン(旋回者)は上衣を脱ぐことにより、精神的無限の世界に、心理に目覚める。頭上の帽子は墓石を、白衣は死体を包む白い布を表し、腕を十字に組み数字の⒈を表し、アッラー(神)の唯一性を表現する。セマーゼンは旋舞する時、腕を広げ、右手を祈りをするように空に向け、左手は地面に向けている。神からもらった恵み人々に与え、右から左へと心臓を軸として回転し、全ての人々、全ての創造されたものをこころからの愛情で包んでいる。