突然と言えば突然にIOCからのマラソン競技がサッポロ開催の発表があった。
最近の日本の猛暑を思えば頷けないこともない。
前回の東京オリンピックの開催は晴れの特異日である10月10日であった。
その後、体育の日として休日に指定された。
基本はマラソン競技者が閉会式会場のスタジアムにゴールするのが一般的です。
と言う事は、猛暑の8月上旬の9日がマラソン競技開催日です。
東京の夏は太平洋高気圧の関係で気温が高いだけではなく、太平洋から高湿度の風がくる。
暑くても、湿度が低ければ汗が蒸発して気化熱を奪ってくれるから同じ気温でも耐えられる。
それこそ、湿度が高い東京で走って汗をかいても蒸発してくれず体温が上昇して体にダメージを与える。
先日のドーハの大会でマラソンや競歩など棄権者が大量にでた。
競技者の事を思えば、札幌でのマラソンなどの競技の開催もありかも。
プレマッチと言う訳ではないが、ラグビー ワールドカップ2019の開催状況を見るにつけ、競技会場が全国に亘のも良い事かも思った次第です。
オリンピックは国家ではなく都市が開催する事になってはいるが、時代と共に変革しても良い時期にきており、開催都市が開催国に変更できればより沢山の国々が開催国として名乗りを上げる事が可能である。
マラソン・競歩の開催地 IOC会長のバッハ氏が「札幌に決めた」(19/10/18) と述べた。
マラソン“札幌”に小池都知事「経費は国が持つと」(19/10/18)
五輪マラソン「IOCとして一番いい案」 森喜朗会長(19/10/17)
IOCのバッハ会長の報道と小池東京都知事のユーチューブをアップしましたが、個人的には都市にこだわる必要はないかと思う次第です。
でも、既に一年を切っての会場変更です。
予算、競技主催の都市、チケットなど多岐にわたり取り決める事項が存在します。
選手にとっては最善のマラソン競技ですが、オリンピックのマラソン競技として執り行えるか少し疑問です。
現実は、東京開催でマラソン競技開始時間の繰り上げで決着しそうである。
でも、オリンピックの開催が都市に固執する必要があるのだろうか?時代と共に変革して良いと思うのだが。