ピナレロを購入後、長年使用した105STIレバーを交換することにしました。
変速が出来なくなってしまったわけではありませんが、ブラケットのゴムは劣化し、落車
に伴うキズで無残な状態。またシフトワイヤーの取り回しも触覚が生えている様で最近で
はあまり見かけなくなった形状を今風のワイヤーにしたい。
(もっとも最近は電動化に伴いワイヤーがなかったりしますが。)
交換にあたり11速化にするか?等いろいろ考えましたが、サイクリングにしか使用しない
ことからレバーだけの交換にしました。
EVOのBB交換等でお世話になったMさんに相談し、アルテグラの中古等を探したのですが
、なかなか無いもので一つの結論に行きつき、SENSAHというメーカーのシフターを付け
てみることにしました。
SENSAH・・・「センサーと読むらしい」はスラムの技術者が独立して始めた中国のメーカー。
105と互換性のあるPHIグレードは、通常Amazonで10,500円にて売られているのです
が、今月上旬、たまたま?割引されており9,800円で購入することが出来ました。
3日後には郵送され、Mさんの都合の良い日ってことで本日午前中に取付てもらいました。
操作方法はスラムと一緒で左右のシフトレバーは1本だけ。リヤディレイラーはシフター
を軽く押すとシフトアップ、奥まで押し込むとシフトダウン。
フロントディレイラーはシフターを軽く押すとインナー側へ少しだけ動く(シマノのイン
ナートリムと同じ状態?)、もう一度軽く押すとインナーに変速。奥まで押し込むとアウ
ターへ変速。
交換後の調整前は最悪の変速状態でしたが、Mさんが試乗と調整を繰り返すと105のシフタ
ーの時よりも快適にシフトチェンジができるまでになりました。
おかげで午前中で取付が完了、ありがとうございました。
午後からバーテープを巻いてポジションの調整後、唐沢山までシェイクダウン。
午後3時近くに出発したことから最短距離コースで唐沢山へ。
堀米側から登ろうとすると山火事が発生したらしく通行止めになっていました。
北側に回り込むと走行可能、勾配がキツイので早速28Tを使おうとシフターを奥までグイ
っと押すもガチャガチャと異音がして変速ならず。25Tまでしか使用できなかったのですが
、とりあえずそのまま山頂のバイクスタンドまで走ってから調整。
負荷の無い状態で28Tに変速できるのを確認してから、堀米側を下りました。
ここから先が通行不可らしい。
同じ道を引き返し負荷のかかった状態で28Tへ変速できるかシフトチェンジしたところ、
今度は無事に使えたので一安心。
走行にあたって心配だったのが、28Tを使用して走っているときに更に軽いギヤにしたい
とシフターを操作した場合、25Tにシフトアップしてしまうのか?ということでしたが
、28T使用時に奥まで押し込んでも25Tへ変速しませんでした。
ただ中途半端にシフターを操作すると25Tになってしまいます。苦しい状態から更に苦し
くなる操作になってしまうのがシマノと違う注意点で、操作方法を早く習得しないと。
帰路は追い風、フロントアウター状態で、シフトアップするのにリヤシフターを軽く押す
と105よりも気持ちよくカチカチと変速して、とても良い感じでピナレロに乗る楽しみが
増えそう。
走行距離・・・約60キロ