ちょうど日本がお盆休みの頃、上海での仕事も片付いたので、
自分へのご褒美に湖南省の張家界と湘西土家族苗族自治州へ旅行に行ってきました。
全く勝手が分からない場所なので、現地集合ツアーを申し込みました。
今回参加したツアー、1泊目は張家界へ集合だけで自由行動だったので、
1日目の自由時間は張家界市内にある土司城へ出かけてみました。
昔、中国王朝の実行支配が及ばなかった周辺の諸民族(今で言う少数民族)に対し、
民族の首長へ土司という官職を与え、自治を認める政策をとりました。
また、土司は世襲が認められていました。
張家界の土司城は、土家族の首長や家族が暮らした城です。
ここは土家族の祝賀行事や宗教儀式などが行われた聖地でもあるそうです。
土司王宮には、土家建築様式の建物が池を囲むようにずらっと並んでいます。
土家風情園の中で最も大きい建物が沖天楼です。
12階建ての建物で、高さは48mあります。
沖天楼の中は、土家族の歴史や文化、生活様式などを紹介する博物館のようになっています。
入園料の割に見所が少ないせいか、土家風情園の口コミ評価、あまり高くありません。
私が行った時間は閉園間際だったので、人は少なくゆっくり見学できましたが、
表演などの催し物を見ることはできませんでした。
他には湖南省の工芸品などが展示されている(と思われる)芸術館もあります。
入園料は120元、ネット購入で80元になります。
ただし、ネットで購入後30分以上経たないと入園できないルールになっていますのでご注意を。
この空き時間を利用して、土家風情園の中にあるレストランに入ってみました。
土家族の食事はこの低いテーブルと椅子を使うそうです。
(こちらのお店を利用するだけなら入園料は不要です)
店のお薦めは、辛い火鍋でしたが辛くて高いものはお断りして。。
湖北省の恩施に行った時もそうでしたが、
こちらの地方のジャガイモは美味しいので外せません。
張家界の料理は、燻製など長期保存できるように加工された肉類を使うのが特徴だそうです。
湖南省と言えば四川より辛い激辛料理ばかりというイメージでしたが、
張家界には辛くないか、ほんの少しだけ辛い料理もたくさんあります。
ここで飲んだお茶がとても美味しくて、どのようなお茶なのか教えてもらいました。
莓茶(mei cha)という張家界特産のお茶で、店主は高くないと言っていましたが、
調べてみると安いものは確かに500gで2千円ほど、でも高いものだと3万円ぐらいします。
体に良い成分も多く含まれるようですが薬のような味ではなく、とても上品な味の緑茶です。
張家界のお土産にお勧めです。
湖南省を訪れたのは今回が初めてです。
張家界で暮らす民族で最も多いのは土家族、他には苗族、白族など、
ここでは漢民族が逆に少数民族になります。
少数民族が多く暮らす張家界と湘西は湖南省の他の地域とは少し雰囲気が違うのかもしれません。
しばらくの間、張家界と湘西で撮りためた写真を順にご紹介しようと思います。
興味を持っていました
食べ物はいつものごとく、絶対食べることが出来ないのですが、旅行に行けたらなぁと思っていましたので
身近に感じます。私は貴州省の棚田もぜひ見たいと
願っていました。たぶんもう行く機会がないと思います。張家界ももういけません。今回のアップでうれしく思います。Delta様も時間を取られて
行かれて良かったですね
今回もまたまた、旅の計画はダウン・・・
本当にお金はあるんですが・・・<?>と言いたいですよ(わらい)
BS7放送で少数民族の生活の放映があるときは
興味を持ってみますよ~~
お茶は美味しいでしょうね!
台湾の本物のウーロン茶は美味しかったですから・・知人が山を持っていたので、お茶をたくさんいただいていました。偽物のウーロン茶は飲めませんね?
私はペットボトルは買いません!
いいですね~~好きな旅をお仕事の合間に出きて
羨ましい~~
確か張家界は日本からのツアーもたくさんあったハズ。
現在、外国から張家界へ旅行に来ることができる人はいません。。
でも今月から中国へ来る外国人のビザ発給の規制が緩和されています。
もう間もなく、たくさんの日本人が中国へ戻ってくるのかと思います。
早く世界が元通りになりますように。
今はもう中国国内の旅行は中国人ならどこにでも行くことができます。
でも、外国人の場合、場所によっては現在受入れしないツアーもあります。
例えば、雲南や桂林などなど。(個人で行くのは可能です)
莓茶、張家界に行くまで知りませんでした。
やっぱり行ってみないと分からないことってたくさんあります。
tangoさんの月末旅行計画。。残念でしたね。
日本のコロナも8月末ぐらいには収束傾向になるのかなぁと思っていましたが、
想像以上に長引いているようで、もう少し辛抱でしょうか。