本州のアイスホッケー強豪校の1つである早稲田実業高校で、部の廃部騒動が起きています。
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三浦 優希 | FiNANCiE | ○母校の早実アイスホッケ...
問題点は種々あると思います。サッカーや野球と違って練習場(リンク)が少なく、移動に時間がかかる。その少ないリンク使用時間(枠)を巡ってフィギャアスケートなどと競わねばならない。顧問・監督の教員とアイスホッケー指導との両立が困難となって来ている。
野球の甲子園やインターハイ・全国中学大会(全中)なども学校単位で日本一を決めていますが、もうそう言うのは時代遅れになって来ています。サッカーの強豪大学の出身チームを見ていると「高校」よりもJリーグのユースチーム出身者が多くなってきており、水泳は学校自体でプールを持って自校の教員が指導しているところは殆どありません。(高校の1部はありますが)インターハイや全中は学校単位で争いますから所属は学校名ですが、中身は〇〇スイミングクラブ所属です。
本州では早稲田実業以外の私立高校でも強豪校は多くあります。(八戸工大一・東北・水戸啓明・埼玉栄・武相など)どこもリンクの少なさや顧問・監督らの負担は共通してると思いますが、どうなんでしょうね? 早稲田実業よりも強く優勝の重圧に晒されている、北海道の駒大苫小牧・武修館・白樺などの私立高校の指導者も同様なんでしょうか? まあチーム数に比べてリンクの数は少しは恵まれているとは思いますが・・・。
北海道内の中学の事情を言えば、学校の枠を超えたクラブチームの存在も大きいと思います。(イーグルスジュニアとかクレインズジュニアとかね。)本州の中学でもクラブチームが増えて来ましたが、高校になると、学校単位に組み込まれてしまいますね。
なんとかしなければ、早稲田実業のような例がどんどん出てくるような気がします。