先日のブログで、来年・再来年のNHK大河ドラマは多分観ないと言う旨、記事にしました。一般国民が知らない偉人は幾多居られるかと思います。東洋大学は最近学祖=創始者の井上円了を大々的に売り出そうとしている感じがするのですが、どうなんでしょう?東洋大学出身者の方は「井上円了」の事は良くご存知だとは思いますが、知らない方の為に・・・。
創設者・井上円了、その人となり - 東洋大学創立125周年記念 (toyo.ac.jp)
NHKの歴史人気番組で紹介された事もあります。
Episode-1_compressed.ashx (toyo.ac.jp)
大学HPで漫画「円了」第1回が掲載中です。第2回目は7月頃掲載予定とか。
明治の初期に創設された歴史のある大規模伝統校は、その前身は「法律学校」だった事が多いのは、このブログでも幾度か紹介して来ました。(中央大学・明治大学・法政大学・日本大学・専修大学・関西大学など)
明治維新からまもなく、当時の政府は諸外国と互角に渡り合うには「法律」に強くなければならず、法律家の養成が急務でしたので、それには必然性がありました。そんな時代に東京大学を卒業してまもない29歳の円了が「諸学の基礎は哲学にあり」をモットーに(当時からそう言っていたのかは定かでない)、哲学館を創設したのですから、かなり出自から異色の存在だったと思われます。
もうNHK大河ドラマは、昭和38年の第1回「花の生涯」~令和5年の「どうする家康」まで62話を数え、少々ネタ切れの感は否めません。そこで大河ドラマの主人公を「井上円了」にしてはどうかと思うのですよ。(視聴率が取れるかどうかは分かりません=それがとっても重要なのですが)
過去にも「八重の桜」で主人公が後半からは、同志社大学の創始者新島襄の妻となってドラマが展開した例があり、大学創始者を主人公にしても突飛な事ではないのでは?と思うしだいであります。このブログをご覧になった東洋大学関係者には、御一考くだされば幸いです。