不知火アスカの"きのむくままに"

その時やっている事や思っている事…が今や模型製作記に。時々悪乗り。
(スローペースでも私らしくいきますようー☆)

第545回 フロントスカート可動化工作3

2008年10月12日 08時36分50秒 | 2年目アーカイブ
ということで3回目、いよいよ完成となります。

初めて3回目を見た、という方、1回目2回目もあわせてどうぞ。

軽くまとめておくと、1回目は下準備、2回目は工作、今回が仕上げ、みたいな感じかなぁ。



それでは、前回マスキングテープで固定したものの、マステをはがしてみましょ。



ばっちりくっついているでしょうか?確認するからといって、引っ張らなくてもかまいませんよ(笑)





まず目に見えてわかる部分として、この写真のように、奥が斜めになってます。





写真で言うと上側、スカート部分で言うと前面に来る部分を、ナイフやニッパーで切り落とします。

ここで大事なのは、一度に大きく切り取らないこと。以下の作業も、あくまで微調整を何度も行うので、少しずつです。

切り取るのが失敗しそうだと思ったら、荒いペーパーなんかで削りながら進めていくのも良いです。

(なぜこう切ったのかというと、スカートが下に来たときと上まで上がったときの干渉部分になるからなんですが…伝わるかなぁ)



とりあえずこの状態ではめてみると、?????

なぜか、これより下にはスカートが下がりません。なぜ?



中央のピンの上に、微妙に斜めになってる部分があるのがおわかりでしょうか?

この部分に、ストッパーが干渉していて、あの角度より曲がらなかったわけです。


先ほどは、前側が斜めだったので調整しました。じゃあ、今度も同じですね。




左右比べてみるとはっきり違いが出ますが、左側の現在調整中の方は、形が丸くなってきました。

あくまでこの段階での切り取り作業も、少しずつ、一度に進めずに。




で、もう一回組んでみると…。




おおぅ。




できてるぜぃ。

となりました。




もちろん現在完成したのは片方だけなので、反対側も同様に進めます。




ここでのポイントは…そうですね、ストッパーの形が同じになるのが正解ではないです。すでに完成している方のことは忘れて、あくまでもう片方も新規に調整するんだ、という気持ちかなぁ。

どちらかにあわせて、それがずれて、反対側もあわせて、としていると、ミスの連鎖につながります。




この状態だとうまく引っかかるので、両方のスカート部分を吊り下げつつ、腰中央のパーツを取り付けると…。

(実際この写真でもわかるように、ストッパーのあの微々たる大きさの違いだけでも十分とめられるわけです)




完成!




まさにばっちり別可動!!!



ということで、工作自体はここで終わりとなるわけですが、ここで手を抜かないのが脱初心者への第一歩!(かもしんない)



まさに先人の知恵、ということで、私も置いておこうかな。

きっと、どこかで見た記憶の受け売りですが、大事です。



腰中央部、グレーのパーツと、前の白いスカートパーツ類ですが、決して接着しないこと。


もし何かで破損したときに修復しにくくなります。また外せるなら(また同じように修復出来るなら)心置きなく動かせます。



で、「動かしまくる→ゆるんでくる」が存在しているのも事実。





そんなときは、スカート接続部分の赤いラインで示したところに、うっすらと接着剤を塗ってみてください。(この例では、スカートパーツに塗るよりこちらの方が確実だと思います)

ただし、塗った接着剤が完全に乾燥するまでスカートパーツを取り付けてはいけません。









とりあえずこんなところでしょうか。

プラ用接着剤が必要になりますが、瞬間接着剤でも出来ないことはないと思います。あくまでプラ用接着剤推奨ですけど。


私も初心者の時に、こういうのをしっかり説明してるようなのがあればなぁ、って感じました。そのときに見れば、少しは参考になったかなぁ…(遠い目



最近のキットならなくなりつつあるのかもしれませんが、覚えておいて損はしないと思います。




長々3部作をお読み頂きまして、ありがとうございました。

願わくば、試す方の道しるべになることを。
コメント (4)
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