東北アルパインスキー日誌 ブログ

東北南部の山での山スキー、山歩き、山釣りなどと共に、田舎暮らしなどの話を交えながら綴っています。

湯殿山 西ノ平 2025.03.08

2025年03月09日 | 山スキー
高気圧が張り出したがまだ寒気が残っており、湯殿山の山頂方面はガスがかかって登頂を諦めてノンビリのハイキング。しかし、南東尾根からは山頂にはスキーヤー・登山者の姿があり、西ノ平から見る南西尾根にも山頂を目指す一人の登山者の姿があった。
後で振り返ると南面のスロープには数人のトラックがあり、今日なら快適なパウダーランだったに違いないと少し後悔した。
 
天候 曇り
所要時間 4時間
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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安達太良高原スキー場~安達太良山~勢至平下降 2025.02.23

2025年02月25日 | 山スキー
あまりぱっとしない天候の為に選んだのは安達太良山の勢至平周遊コース。思いの他風が強く視界も悪いが、スノーシューを履いた登山者が次々と上がって来る人気のコースだ。しかし、視界の悪いくろがね小屋方面から上がって来る登山者は1パーティーのみ。
山頂を踏んだ後20分程天候待ちし、わずかな視界の中下降を開始したがあっという間に視界を失う。荒れたシュカブラの中をコンパスとGPS頼りで慎重に下降して行く。
風も有り温度計は-13.0度と低いが意外とさほど寒さは感じず、予定通り勢至平に辿り着いて後は一気に下降する。
安達太良山がこれだけ雪の豊富な年は珍しいと思うが、山スキー屋にとっては藪に悩まされることがなく快適な1日だった。
 
メンバー 3人 所要時間 6時間  風雪 気温 -13.0°
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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蔵王連峰 ライザスキー場~刈田岳~熊野岳 2025.02.16 

2025年02月18日 | 山スキー
高気圧が張り出した蔵王連峰は今シーズン最高の晴天で、馬の背を歩く登山者・山スキーヤーで賑わっていた。こんな時は撮影の構図に悩むことはなく、手当たり次第にシャッターを切って質より量という感じの楽しい1日だった。これだけ見事な樹氷を見たのは何年振りか思いだせないが、その姿には個性があって何かを語っている様な気さえしてくる。
 
しかし、この刈田岳~地蔵岳に至る馬の背の稜線は荒れ始めると実に手強く、強風と視界不良によって進路を失い遭難に至る事例が多発しているエリアだ。日本海から朝日連峰を飛び越えて吹き付ける過冷却水は見事な樹氷原を形造るが、まるで蔵王連峰の中欧部である馬の背が弱点の様に吹き荒れ、天候のタイミングを間違えると進退窮まり遭難に至るケースが少なくない。
 
中央蔵王は決して侮ってはならないに冬山で、実は日本でも有数の危険地帯でもある。アクセスは実に簡単で初心者向きではあるが、悪天候が予想される日は決して無理をしてはいけない。
 
素晴らしい光景を楽しんでいるとやがて夕暮れが訪れて、赤く染まりだした樹氷はまた別人格を持った様にも思える。澄み渡った空は次第に赤く染まり、誰もいなくなった樹氷原は別世界の様な光景に変化し、今日は2度も蔵王にやって来て得した様な気分にも思える。最終リフトに乗ってこのタイミングを狙っていた方もいた様で、何度も足を運びたくなる様なお手軽ビューポイントです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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南東北の雪崩状況のまとめ 2025.01.23

2025年01月23日 | 雪崩
 
山スキーを長年やっているとたまに雪崩や雪庇の崩壊の現場に遭遇する事があります。自分の場合は活動範囲が南東北の山に限定され一部の事例にすぎませんが、個人的なの感想では地域特有の傾向と特徴があるのではないかと思います。
自分の場合、活動範囲で雪崩や雪庇の崩壊に遭遇するエリアは標高800m~1500mに限られており、それ以上になると森林限界を超えて風雪が強く、ガリガリの斜面でパウダー斜面は殆ど期待できません。今までの雪崩発生事例では自然発生のケースが70%、人為的発生と思われるケースが30%という状況で、自分ではクライミングをやっていた時期に1度だけ雪崩に遭遇しましたが、幸い山スキーでの経験はありません。
南東北での活動エリアでの標高が低い為、行動中の最低気温はマイナス10C°程度迄で、風雪がなく日が照ってくると気温は5~10°Cまで上昇します。パウダーと言ってもやや重く、サラサラした雪を蹴散らすような滑りにはなり難く、比較的雪の結晶どうしの結合は強めで安定している様に思える。その為、多量の降雪後の斜面に弱層が発生しても、急斜面でなければ比較的雪崩は発生しにくい様に思えます。
ただし、積雪量や斜面の傾斜や谷筋の形状により条件は変わってくる為、総合的な判断を下すにはそれなりの経験が必要という事になります。
また、雪の種類や内部雪質の観察は勿論ですが、斜面をよく読む事がより大事で、斜面の弱点を突いてどのコースを選択して登るのか、最適なトラバースコースは何処か、フォールラインは何処が最適かつ安全・快適で、もし雪崩に遭遇した場合にはどこに逃げるのかなど、机上講習では身につかない自分での学習と経験が必要となるでしょう。
基本的には雪の有る斜面なら何処でもゲレンデと思っていますが、その危険性をはらんだ行為こそが山屋にとっては魅力の一つで、ハラハラゴキドキする体験が忘れられないのです。
今ではそれも無くなってしまいましたがやはりビョウキの一つなのでしょう。


https://blog.goo.ne.jp/.../d7dc8f661cee31af1cff4f75ee72cade 
 
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村山葉山 東斜面と雪庇の崩壊 2025.01.19

2025年01月19日 | 雪崩
昨年は暖冬雪不足で訪れる事のなかった東斜面だが、今日は高気圧が張り出して絶好のコンデションに思えて期待しながら向かった。しかし、意外とお客さんは先行していった4名のみで後続は無かったが、昨日のメンバーの立派なトレースが有ったので快適に927mピークに立った。
頂上直下の雪庇は昨日に大規模に崩落してしまい、幅25m 長さ50mにも及ぶ大規模な状況に驚いてしまった。幸いにも斜面への雪崩の誘発は無かった様だ。
今まで50年以上山屋をやっているが、ヒマラヤを含めてもこれだけの規模の崩落は初めて見る光景で、昨日のお客さんはよくぞ巻き込まれなくて幸運だったと感じた。
これだけの幅で起きるとは想像しにくいが、東斜面に多量の風と雪が吹き込んだ特異な例ではないかと思った。
雪崩に関しては皆さん基礎教育と実地トレーニングも受けていると思うが、講習会では雪庇の学習と雪庇の対処の仕方は学んでいるのでしょうか?
50年位前に二口の稜線上で雪庇の崩落に巻き込まれたことはあるが、これほどの大きさのブロック崩壊となると命にもかかわる事例だろう。
積雪1.0mくらいの屋根の雪下ろしの際に一緒に落ちた事があるが、ひざ上程度の雪でも締まった雪だと足を抜き取ることが難儀で、もし腕と共に腰くらい迄埋まってしまうと一人で脱出するのは困難になるだろう。
 
【所要時間】 4時間45分
 
雪庇の崩落について
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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石跳川~姥ヶ岳 1300mまで 2025.01.13

2025年01月13日 | 山スキー
昨日の好天は長続きせず今日の姥ヶ岳方面上部は風雪模様だった。自然博物館付近では多くの団体さんが入っていたが、その上部で姿を見たお客さんは意外と少なく、スキーヤー 2人 ボーダー 2人 スノーシュー 3人のみの静かな世界だった。
湯殿山南東尾根に向かった3人は1150m地点で引き返したようだった。積雪は2.0m以上は有って本格的なシーズン入りとなり、昨日はかなりのお客さんが入った様だった。
【所要時間】 4時間15分
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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八楯山 2024.12.30

2024年12月30日 | 山スキー
2月に八楯山を訪れるのは初めてだったが既に積雪は1.0m以上は有るだろう。しかし、雪は底がまだ安定していない為、板を外すと腰までの雪でやや重い。先行していたトレースは下半分で終わっており、山頂までは久しぶりに深雪と戯れる様なラッセルが続いた。
スタート時間が遅く訪れる人は他になく貸し切り状態だったが、山頂の標高が1007mと低い為、天気が良すぎて下部斜面は重くなるので早々と切り上げた。
 
【所要時間】 3時間45分
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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アマテラス白石メガソーラー建設の現場 2024.11.24

2024年11月25日 | その他山関連
400haの開発規模となっているこの太陽発電設備はどんなものか?日帰り温泉に行ったついでに訪れたらその規模の大きさに驚いてしまった。完成すれば東日本最大級の規模らしいが、青麻山裾野の南西面の山林を大規模に伐採し、山を大規模に削り取って広大な盛り土斜面に作り変えられていた。
日頃から山に親しんできた自分にとっては信じられない様な光景だが、大規模な環境破壊と自然への冒涜の様に思えた。計画は半ばで進んでいるようで今更どうしようもないだろうが、ここまで至った経緯とその背景には大変興味が有ります。
しかし、再生エネルギー政策の将来がとても気になります。後戻りする事は困難で、継続が困難になった場合に地元に及ぶ不利益は計り知れないでしょう。
 
「アマテラス」とは実に不敬なネーミングですが、シンガポールの独立再生可能エネルギー発電業者「ヴィナー・エナジー」が手掛ける事業です。この会社は日本全国に拠点を作って開発を進めている会社で、アジア太平洋9カ国・地域(シンガポール、日 本、韓国、台湾、タイ、インド、オーストラリア、インドネシア、フィリピン)において合計11GW超の開発・建設・稼働中の太陽光・風力発電資産を保有する世界最大級の再生エネルギー事業の会社です。
また、日本国内では、稼働中の太陽光発電所は24件、合計449MWになる。しかし、この巨大な会社があの世界最大のユダヤ系投資会社の「ブラックロック」に買収されている。「ブラックロック」は1国の国家予算を上回る位の資金力を持って世界を支配しているような存在。つまり、日本は世界の巨大なマネーに力によって浸食されているという事です。

 

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黒伏山界隈 キノコと柳沢小屋 2024.11.03

2024年11月05日 | その他山関連
嘗ては良く足を運んだ黒伏山南壁のクライミングだったが、52年前からお世話になっている柳沢小屋で芋煮会が行われ参加した。
何時もは姥地蔵を超えて沢を下り、大沢小屋に辿り着いて薪を集め、小屋の風呂を焚くのが習わしだったが、老朽化した小屋が傾いてしまい、今回は姥地蔵から巡回コースで柳沢小屋根に戻った。
 
沢沿いの登山コースにはサワモダシ(ナラタケ) ナメコ クリタケが豊富で、計10kg位の収穫が有って満足。
小屋は後でやって来た首都圏のクライマーが2名のみで、意外とお客さんは無くほぼ貸し切り状態だった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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朝日連峰 日暮沢~以東岳 往復 2024.10.12~14 その2

2024年10月28日 | 山歩き
3日間の晴れは最近滅多にない幸運で、日没・日の出とも絶好の撮影ポイントの以東岳山頂には撮影目的と思われる方々が多かった。
3時頃から星空を撮影していた方は寒かったようだが、以東岳山頂では絶景の星空画像が撮れたでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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