姥ヶ岳の山頂付近はどうせ視界不良でダメだろうと思い、石跳川から上がって南面の疎林帯で遊ぶつもりで出かけた。
意外にも、駐車場に着いてみると先行者は1台のみで、後からやってきた車2台を含めてもお客さんは自分を含めて6名のみと静かな雰囲気だった。後から来たグループに道を譲ってのんびり快適なトレースを歩かせてもらう。
積雪は新雪が30cm程度だが雪質は良く、1000mを超えるあたりからは見事な疎林帯の上質なパウダー斜面となって期待が膨らむ。
1360mから先はクラストした斜面となって来るのでこれを嫌い、先行者の後を追って南面のオープンバーンを快適に降りて行く。下部はやや重いがファットスキーはこの時に力をは発揮する。
お代わりなしでさっさと帰るつもりだったが、深いパウダースノーの感触が心地いので久しぶりの上り返し。
先行者の方に話を聞くと、今年は湯殿山東面の雪の付きが悪いようで、狙い目は姥ヶ岳の南面という話だった。