雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森79 小松左京さん『宇宙漂流』ポプラ文庫

2010年09月11日 05時42分32秒 | 本と映像の森
本と映像の森79 小松左京さん『宇宙漂流』ポプラ文庫、ポプラ社、2010年6月5日第1刷、310ページ、定価600円+消費税

 今年のいつごろか、この本の広告をどこかで(新聞かな?)見て「あっ!」と「これだ!宇宙の呼び声号」だと感激して、注文しました。

 記憶では、10代の頃に、このストーリーを読んで、その結末が記憶になくて、いったい主人公のぼくと宇宙船「呼び声号」はどうなったのか、長い間、40年以上、謎のままでした。

 その謎がやっと解けて、長い間の便秘がスッキリと解消したような気分です。
 うれしい!
 
 もう一つ、びっくりしたのは併載されている短編「見えないものの影」です。
 主人公の少年たちの周りでおきる怪事件。
 時計がなくなったり。

 これって、最近読んだ、あの「深海の…」に同じですね。
 2つとも1965年頃に「中学1年コース」や「高校1年コース」に連載した作品と言うことなので、あきらかに「よびごえ号」の話は、当時、本屋の息子だったぼくが発行日頃にリアルに読んだと言うことですね。

遠州古代史ニュース 9月10日 南区渡瀬町の上組遺跡

2010年09月11日 05時24分00秒 | 遠州古代史
遠州古代史ニュース 9月10日 南区渡瀬(わたせ)町の上組(かみぐみ)遺跡

 浜松市の2大有力新聞である「中日新聞」「静岡新聞」には大きく掲載されましたが、全国的には流れているかどうか、わからないので「遠州古代史ニュース」を適宜、掲載していきます。

 浜松市南区渡瀬町398番地などの上組遺跡を浜松市は、7月26日から本格的な発掘調査をしていましたが、奈良時代や鎌倉時代の集落が埋もれていることが明らかになったので、9月12日に午前10時からと午後1時半からと2回、現地説明会をすると発表しました。

 新聞報道によれば、8世紀初めの祭祀道具である「陶馬(すえうま)」が出土、全長19センチで高さ10センチと静岡県内で最大級だそうです。
 
 上組遺跡からは鎌倉時代の13世紀の白磁や青磁などの中国産陶器が大量に出土しました。
 
 報道では、13世紀当時は、ここは伊勢神宮の荘園で、「公文」という書記職の「渡瀬氏」がここにいたそうです。

 問題は、8世紀と13世紀の連続性があるのかどうかですが、そこまでは解明されていないようです。

 奈良時代、8世紀の「陶馬」といえば、やはり、この地域に居住していた高句麗系や、百済系の「騎馬民族」と無関係とは言えないと思います。
 
 古代から中世への転換と連続は、大事なテーマです。
 何が連続して、何が断絶したのか、ぼくもこれから考えます。

 問題は、飯田遺跡などの、この付近の沖積平野の遺跡群との関係だと思います。



 

雨宮日記 9月9日(木) 「菊の節句」「重陽の節句」の日

2010年09月11日 05時10分50秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月9日(木) 「菊の節句」「重陽の節句」の日

 中国の陰陽思想では、偶数の日を陰とし、奇数の日を陽として、奇数の日、1月1日、3月3日、7月7日、9月9日をめでたい「節句」の日として祝ったのだそうです。
 5月5日は現代の日本でも「こどもの日」だし、7月7日は七夕ですね。
 9月9日は、1・3・5・7・9のうち最大の数として、

 今日は「菊の節句」の日で菊は厄を払い、長寿を得る妙薬とされていたため、その効能も最大なのだそうです。

 で、今日は、菊の花をお酒に入れて飲む「菊酒」で長寿を祈ったり、菊の花をお風呂に入れた「菊湯」で長寿を願ったりしたそうです。
 
 以上は、いまネットで検索した、緊急仕入れ知識でした。
 いい加減で、ごめんなさい。