雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森87 水谷慶一さん『知られざる古代』NHK

2010年09月28日 05時30分38秒 | 本と映像の森
本と映像の森87 水谷慶一さん『知られざる古代 ー謎の北緯三四度二二分をゆくー 』日本放送出版協会、1980年2月15日第1刷、324ページ、定価1300円

 古代日本で話題になる箸墓古墳とその東の三輪山は、北緯34度22分の東西線上にあります。

 NHKディレクターの水谷さんが、写真家の小川さんの指摘で「謎の北緯34度22分」上に、いろんな古代遺跡や神社が並ぶということから追ったドキュメントです。

 いわゆる「レイライン」ですね。
 これにたいする賛否はあるでしょうが、その根拠・証拠も含めて、考える価値はあると思います。

 すくなくとも、最近の、コンビニ店頭まで並んでいる「パワースポット」よりは、ずっと科学性があります。

 つまり、東西の「太陽の道」ということです。

 伊勢の斎宮跡や、伊勢湾の神島もそのライン上にあります。
 神島は、三島由紀夫さんの小説「潮騒」の舞台になっています。すごく切ない、甘い小説ですが。

 この北緯34度22分のラインを東に延長していくと…静岡県ではどうなると思いますか?
 じつは、これは遠州灘海岸や伊豆半島の南の洋上を横切っているので、何もありません。期待させてごめんなさい。

 伊勢地方と、愛知県東部・静岡県西部の古代史での、密接な関係からいうと、なにか、ありそうなんですけど、まだ不明です。
 研究します。


雨宮日記 9月25日(日)の2 ゴミ撤去「強制執行」始まる!

2010年09月28日 05時09分56秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月25日(日)の2 ゴミ撤去「強制執行」始まる!

 私が所属する静岡県西部ゴミ環境問題ネットワークの取り組むゴミ問題では、まったくありません。

 日曜日の夕方に少し調子がよくなったので、でかけて必要な用事を済ませて帰ってくると、N子さんが「部屋のゴミ出したから、必要な物と捨てる物と分けてね」と優しく言うので、アレッと思って2階へ上がると、ぼくの部屋から資料・史料を搬出して積み上げてあるので、仕方なく、夕飯もすぐに食べずに、これは捨てる、これは必要と、分別をしました。

 なお雨宮家行政の強制執行に対して、抗議などはいっさいしておりませんし、けんかもしていません。
 苦笑いして、しょうがないか、とため息です。

 たしかに、来年もし突然死ぬとしたら、その前に、雨宮の資料が占拠している(本来はN子さんと2人の部屋・・)を片付けておかないと、安心して、死ねません。

 雨宮「N子さん、O・ヘンリーの小説「最後の一葉」みたいに、ぼくのゴミを片付けるときがぼくの命の終わりだから」
 N子「最後のゴミは、永遠にとっておくから、だいじょうぶよ」
 雨宮「永遠に生きたくはないから、適当な年令で最後のゴミは捨てますね」

 なぜ、命は有限なのか、生物学的にも、哲学・人間学的にも、この間、N子さんと深めてきたように思います。
 
 生きることは恐れなければいけないけれど、死ぬことは恐れなければいけないことではないようです。
 ただし、雨宮もそうですが、その「生きること」の「終末点」は自分で選べないので、悩むんですよね。
 
 あれ、ゴミの話でしたね。
 この日に処理したのは、部屋の、そうですね数パーセントでした。すみません、N子さん、死ぬまでにちゃんと片付けていきますから。

 死ぬときに「智彦くん!まだあなたのゴミが残っているから、片付けるまで死んじゃだめ!」なんて言われたくないですからね。