雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 3月16日(金) 浜岡原発裁判共同事務局会議ほか

2012年03月16日 22時05分58秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月16日(金) 浜岡原発裁判共同事務局会議ほか

 昨夜は仕事中に右足の膝が少し痛い。あまり脚に負担を掛けないように注意しないと。歩けなくなったら、運転して物をはこぶので仕事になりませんから。

 今日も晴れ。則子さんは、被爆者の会の大和さんの車で天竜区役所へ。1階のロビーをお借りしてパネル「原爆と人間展」を月曜日の19日から30日までおこなう準備です。

 被爆者の会西遠支部と原水爆禁止西遠平和行進実行委員会主催。

 天竜の米山さんご夫妻が準備にきてくれました。

  ☆

 ぼくは、はままつ共同法律事務所へ、浜岡裁判の原告・弁護士・西部の会共同事務局第4回会議へ。今後のことを、原告の交流会や、西部ニュース第2号など、いろいろ企画しました。

 浜岡裁判県西部ニュースの名前を「希望」と決めました。ギリシャ神話で人類の元にゼウスが送った女性パンドラがゼウスから「絶対開けるな」と命じられてもたされた箱を開けてしまい、人類にありちあらゆる災厄が降りかかる。箱の中にひとつだけ人類に残されたのが「希望」だったという。

 あるいはフランスの詩人、ルイ・アラゴンさんの詩「ストラスブール大学の歌」から

  教えるとは希望を語ること
  学ぶとは誠実を胸に刻むこと


 

 

雨宮日記 3月14日(水) 三陸沖と千葉沖で同日に2回もM6級の地震が 

2012年03月16日 21時40分21秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 3月14日(水) 三陸沖と千葉沖で同日に2回もM6級の地震が 

 夕方、午後6時9分に三陸沖の日本海溝の東側地下10kmでM6.8の地震があり、青森で震度4、つまみ警報(と打ってしまった)じゃない、津波警報が出ました。

 青森市などで20センチの津波でした。

  ☆

 そして夜の午後9時5分頃に、千葉県東方沖でM6.1の地震。銚子市では震度5強で、一部液状化しました。

 震源は北緯35.7度、東経140.9度の千葉県東方沖で、深度は15km。

 以前に起きた「千葉県東方沖地震」は、1987年(昭和62年)12月17日の午前11時8分におきた九十九里浜付近を資源にするM6.7の地震です。

  ☆

 ネット上では午後6時9分の三陸沖地震が、1年前の3月9日(水)11時45分頃に三陸沖でおきた地震と酷似していて、東日本で大きな地震のくる「前地震」ではないかという声もあります。

 今回の6時9分のは、北緯40.7度、東経145.2度、深さ10km。

 1年前の3月9日の震源は三陸沖の北緯38.3度、東経143.3度。深度は10km。Mは7.2。

 東日本大震災の三陸沖巨大地震は、北緯38度06.2分、東経142度51.6分。
 
 緯度1度は、kmで111kmですから今回の地震は1年前からは200kmくらい離れています。ですから、まあかなり遠いと言えるかな?

 



原発の本 肥田舜太郎・鎌仲ひとみ『内部被曝の脅威』ちくま新書、2005年

2012年03月16日 21時24分09秒 | 原発を考える1

原発の本 肥田舜太郎・鎌仲ひとみ『内部被曝の脅威』ちくま新書、2005年6月10日第1刷~2011年10月20日第10刷、202ページ、定価720円+消費税

 肥田舜太郎さんは広島で被曝して、現在も各地で講演しているお医者さん。鎌仲ひとみさんは、映画監督です。

 内部被曝、低線量被曝についての、いちばんわかりやすく、科学的な本だと思います。

 広島の被爆者と原爆ぶらぶら病、広島での白血病・ガンの多発、世界の核実験場・ハンフォードなどの各施設周辺の汚染と人間への影響、そして国際指針の意味と問題点、外部被曝と内部被曝の違い、核実験による放射性降下物による世界的なガンの多発の可能性、アメリカの原子力発電所周辺での女性乳がん死亡者の増加、などなど、みなさんも読んで自分で考えましょう。


浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点A地点 3月14日(水)、15日(木)

2012年03月16日 05時20分54秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点A地点 3月14日(水)、15日(木)

 2012年3月14日(水)15時22分、快晴(雲は0%)、風あり、暖かい

 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.047
  最大値 0.049
  最小値 0.045

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.052
  最大値 0.056
  最小値 0.049

 11回目から30回目、20回合計 
  平均値 0.050
  最大値 0.056
  最小値 0.045

 
 2012年3月15日(木)17時09分、快晴(雲量0%)、風あり、寒い
 
 11回目から20回目、10回測定
  平均値 0.045
  最大値 0.046
  最小値 0.044

 21回目から30回目、10回測定
  平均値 0.043
  最大値 0.049
  最小値 0.037

 11回目から30回目、20回合計 
  平均値 0.044
  最大値 0.049
  最小値 0.037

 今日は、これまでの最低値、0.037μSv/hの値が出てきました。福島第一原発事故で放出されたセシウムは、セシウム134とセシウム137の割合が、当初は半々でした。これで計算すると、半年後には9割に、1年後には8割に、2年後には6割になります。