遠州の遺跡・寺社・地名 91 東区の安間川(あんまがわ)・安間町は「海人」か
安間川は天竜川の支流で、笠井の豊町を源流に南へ流れて、南区東町で天竜川に合流します。全長約11km。
この「安間」という名前は、南北朝の頃に南朝方としてこの地に土着した安間了願(あんまりょうがん)とその子孫が切り開いたのが「安間町」の付近です。
『東区の文化誌 東方見聞録』には「安間郷は、江戸初期以前に、安間・安間新田・薬師・薬師新田・北島の五か村に分離した。安間氏の祖先は海人(あま)族と見られる。海人が阿間に変わり、安間になったとわれる。」(p108)、
証拠があるのかどうかは書いてありません。