雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森 224 三崎亜記さん『となり町戦争』<集英社文庫>

2012年09月23日 13時44分53秒 | 本と映像の森

本と映像の森 224 三崎亜記さん『となり町戦争』<集英社文庫>、集英社、2006年12月20日第1刷~2010年6月6日第14刷、文庫版、272ページ、定価476円+消費税、

 ☆メモリーカード見つかったので書いてあった文章を掲載します。

 目次:第1章 となり町との戦争がはじまる、第2章 偵察業務、第3章 分室での業務、第4章 査察、第5章 戦争の終わり、別章<文庫版特別書き下ろし>

 ☆主人公の「北原修路」は「舞阪町」に住んでいて、「となり町」を通って「職場のある地方都市」に車で通う毎日。

 主人公は朝、朝日に向かって「となり町」という架空の「森見町」を通って「職場のある地方都市」に通うのであきらかに主人公の職場は浜松市という設定です。

 ある日「こうほう舞阪」で「となり町との戦争のお知らせ。開戦日 9月1日。終戦日 3月31日(予定日)。開催地 町内各所。内容 拠点防衛・夜間攻撃・敵地偵察・白兵戦。お問合せ 総務課となり町戦争係」とあるのを発見する。

 戦争が始まったという9月1日を過ぎても表面的には何も変わらない町。そんなある日、主人公は「戦時特別偵察業務従事者の任命」を受けて、車で通勤の途中で通りすぎるとなり町の「偵察業務」を始め だんだんと実際の「戦争」にまきこまれていきます。

 戦闘シーンはまったくありませんが、戦争の何かを感じ取ることができるでしょうか?

  ただし「となり町戦争」というわりには「軍隊」はいないし「武器」使用場面もないし、「となり町テロ」という方が正確かもしれません。


雨宮日記 9月22日(土) 「原発と放射能 大山塾」最終回と映画

2012年09月23日 10時37分49秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 9月22日(土) 「原発と放射能 大山塾」最終回と映画

 浜岡原発裁判静岡県西部の会で企画した「原発と放射能 大山塾」の最終第4回学習会でした。今回は会場が変わって高台公民館です。

 則子さんに「時間よ」といわれて、慌てて飛び起きたのがお昼12時。慌てて髭を剃って、車ででかけました。懇談会の準備で、コンビニに寄って飲み物を買いました。

 参加者20人で、女性は則子さんも含めて2人でした。

 内容は懇談会も含めて、宇宙の膨張まで話が弾んで盛り上がりました。原発問題は、自然科学、物理学、化学、生物学、地質学から社会科学まで、科学の全分野を駆使しないと、解決しないということを痛感した講座でした。もっと勉強しないと。

 会場を出ると、高台公民館の林で「ツクツクボウシ」が鳴いていました。

 ☆

 この何日間か「本と映像の森」用の原稿を蓄積したメモリーが消えてしまって、原稿を掲載できません。また書きためたら載せます。

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 夜は、次女と映画「踊る大捜査線 ファイナル」をザザで見ました。午後8時から10時20分終了。今回は物語の構成と緊迫感がよくできていて、湾岸警察署物語としては最高でした。

 青島「正義は胸の中にしまっておくぐらいでちょうどいいんだ」

 室井「組織の中で生きるためには信念がいるんだ」

 いやあ、身につまされましたね。則子さんにも見てもらいたいです。共感してくれると思います、

 外へ出ると小雨でした。