雨宮日記 9月24日(月) ラジオ深夜便を聞きながら…
深夜の配送の仕事中は、車のラジオを聞くか、音楽を聴くか、どっちかです。
今夜は、神戸市に住む元教授で武道家の方のインタビューでした。なかかなよかったです。とくに「領土問題」はそれぞれの国内問題であるというボクの立場と同じでした。
つまり外交交渉を解決するには、実力行使(紛争と戦争)か外交交渉しかない。しかし。外交交渉で具体的なカードを切って「妥協」するためには。時の政権基盤が強固でないと妥協したら、国民からの非難ごうごうになるので、できない。いまの中国・韓国・日本は、3国とも政権基盤が弱体なので、解決もできず、かといって戦争もできず、今の紛争状態がずっと続くだろうという観測でした。そうでしょうね。
教育問題でも、今の学校は、それぞれの子どもの能力を伸ばすのではなく、比較してはいけない能力をむりやり数字にして、順位をつけている。それがいじめ問題の根源ということでした。
Aさんの音楽能力と、Bさんの数学能力。Cさんの物理能力、それらが一つながりの順位になるはずがありません。
ぼくの行動力と思考力、則子さんの行動力と思考力を比較して順位を付けても何の意味もないですね。だいじなのは、ぼくの思考力と則子さんの行動力を組み合わせて緊密に作動させることで、比較することは無意味です。
つまり順位の比較は「優越感」「劣等感」を生むだけです。
だいじなのは、みんな同じという、同レベルでの「つながり」だろうと思います。