雨宮日記 3月31日(日) 静岡市で「フェルメール」複製画展に
ふたりとも生物学者の「福岡伸一」さんマニアなので、福岡さんの「フェルメール」熱に侵されて、静岡市呉服町の「5風来(ごふく)館8F」で開かれていた、フェルメール複製画展に2人で行きました。
ぼくは、日常生活は深夜から早朝まで仕事をして、朝からお昼頃まで眠る生活なので、午前中は眠いのです。無理して起きて、午前11時頃に家を出て、遠鉄電車に乗り、JR東海道線で静岡へ。坐席で則子さんによたりかかって、過ごしました。
静岡駅で降りて、地下道と地上で会場へ。浜松と違って、すごく人手が多いです。浜松は都市計画の大失敗ですね。
朝も昼も食べてなかったので、お腹がすいてしまい、地下街のラーメン屋で食べました。ぼくは味噌ラーメン、則子さんは醤油ラーメン。おいしかったです。
会場に着いて、複製画展を見ました。フェルメールの全作品37点が、精密なコピーで見れます。
案内ガイドを500円で借りて、ふたりで二つのイヤホンで聴きました。
しかも、「写真撮影自由」です。ただし、フラッシュはたかないで」というので、嬉しくなって、則子さんがぼくを「いいかげんにしなさい!」と「しばく」くらい、自由に撮影しました。
当時のオランダの画家・フェルメールと、初めて人間の精子を顕微鏡で見たレーウエンフックと、その顕微鏡のレンズを磨いたかも知れない、稼ぎはレンズ磨きの哲学者スピノザ、その3人の人間関係のからみあいが、とても魅力的です。