雨宮日記 4月7日(日) 呆れる「汚染水貯蔵施設」はゴミ処分場の流用
東電福島第一原発の「汚染水貯蔵施設」から「地下に漏れた」という報道で、実はこの「貯蔵施設」なるものは、ゴミ処分場で使われる三重シートを地中に敷いているだけ、とわかりました。
あきれ果てました。ボクや則子さんは、この10年間、旧浜北市のゴミ最終処分場「灰木処分場」建設反対運動にかかわってきて、そこでさんざん、やりあった、あの三重シート、そのものです。
ゴミ処分場の場合には、雨が土と焼却灰を浸透する汚水を処理して、きれいにする設備が当然、あるのですが、この原発の「汚水貯蔵施設」には、ないでしょうね?もし、あったら、ごめんなさい。
そういう汚水処理施設があってもなくても、このゴムシートははがれるし、破れるし、ぜったい「漏れる」という論争を自治体としました。
あ~あ!ひどいです。なんという低レベル!
低レベルの設備では防げない「高レベル廃棄物」です。
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春の台風が過ぎて、急に北風になり、寒くなりました。