雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森 251B 近藤誠さん著『「余命3ヶ月」のウソ』ベスト新書の索引

2013年04月27日 06時11分07秒 | 本と映像の森

本と映像の森 251B 近藤誠さん著『「余命3ヶ月」のウソ』ベスト新書の索引

 索引 あいうえお順

胃ガン     p97
胃ガン手術   p82
胃ガンの進行度 p100
逸見政孝さん  p41
イレッサ    p127~130
咽頭ガン    p86

エビデンス(医学的証拠) p132
延命効果    p61

ガン      p70~71、p79、p103~104
ガン幹細胞   p71、p105
ガン検診    p98、p135~137
ガン告知    p21
間接撮影    p143
肝臓ガン    p25
ガンと闘う   p73~76
がんもどき   p72、p102
緩和ケア    p28、p49

QOL ⇒ 生活の質(QOL)

抗がん剤    p58~62、p118~125
抗がん剤治療  p74~75、p116~127
甲状腺ガン   p95
告知 ⇒ ガン告知
固形ガン    p70
5年生存率   p26

サーバリックス p103
再生能力    p70
再発      p26

C てー 検査 p140~142
C てー 装置 p140
子宮頸がん手術 p87
子宮頸がんワクチン p103、p138
子宮頸がんワクチン「サーバリックス」 ⇒ サーバリックス
重粒子線治療  p89~91
食道ガン    p34~41
食道ガン手術  p34
人体実験    p117

スキルス胃ガン p41、p45~51
ストレス    p178

生活の質(QOL) p94
生存曲線    p56
生存率     p73
セカンド・オピニオン p112
舌(ぜつ)ガン p87
前立腺ガン   p95

総ガン死亡率  p95
早期ガン    p95

タバコ     p79

治療法     p159~163

抵抗力     p114
転移      p79
転移巣     p80

中村勘三郎さん p32~41

乳ガン     p43~45
「乳がん月間」 p101
乳がん検査   p136~137
「乳管内乳ガン」p44、p72、p137

肺ガン検診   p136
肺ガン4期   p30

PSA検査   p176
「ピンク・リボン」 p101

腹腔鏡(ふくこうきょう)手術 p83
副作用     p128~130
分子標的薬   p128

放射線治療   p37
ポリープ    p175~176

マンモグラフィ検査 p102、p136~137

無治療     p94

メタボ     p143~145
免疫      p113
免疫治療    p92

予防医学    p133
余命      p54~65
余命診断    p24~25
余命宣告    p18~23、p110

リード・タイム・バイアス p57、p60
リンパ節手術  p87、p111

 


本と映像の森 251 近藤誠さん著『「余命3ヶ月」のウソ』ベスト新書

2013年04月27日 05時59分09秒 | 本と映像の森

本と映像の森 251 近藤誠さん著『「余命3ヶ月」のウソ』<ベスト新書>、KKベストセラーズ、2013年4月20日初版第1刷、新書版、187ページ、定価本体686円+消費税

 本を注文しに行ったお店の店頭で見つけました。近藤誠さんの最新の本だと思います。近藤さんは、以下のように主張しています。

 医学的な「余命」の診断には3ヶ月以上かかる。
 診察していきなり「余命3ヶ月」という診断は、医師の脅し。
 余命にはすごく幅がある。本当はその人が何年生きるかは、わからない。
 ガンには本当の転位するガンと、似ているが転位しない「がんもどき」がある。
 「がんもどき」を「手術」してはいけない。
 本当のガンなら、すでに他に転位しているので、手術は無意味。


 中村勘三郎さんは、手術ではなく、放射線治療にとどめるべきだった。
 「放射線治療は手術より再発しやすい」という医師の言葉のトリック。手術ではガンを取り去るのだから、そこは「再発」するはずがない。
 予防医学、「ガン検診」「早期発見」で寿命を縮める。
 「検診」でガン死が少なくなったというデータはない。
 日本は医療放射線による被曝がひどい。
 手術や抗がん剤治療で苦しみ抜いて死に至る、ガンで死ぬのではなくて、手術や抗がん剤で殺される患者もいる。
 「抗がん剤治療」で余命が延びているように見えるのは、昔より早く発見できるようになったため終末が延びているという、統計上の錯覚である。
 無治療でも長生きする場合がある。

 今の日本で、大人が「病気」と思っているのは、ほとんど「老化現象」で医師にかかったり、薬を飲んで治せるものではない。
 日本人の3人に1人はガンで死ぬ。ガンと共生する生き方を考えよう。
 本当のガンがあっても意外に余命はあって、長生きできる。すぐ手術に走らないでじっくり考えよう。
 ガンと「闘う」(ガンを「鬼畜」のように敵視し根絶しようとする)のではなく、ガンと生きる選択がある。
 患者は医者と治療法を選ぶ自由がある。

 「原発」「放射能」と同じようなことが医学でも起きているようです。
 「ガン手術」「抗がん剤治療」「放射線治療」について、市民が自分で、知識と知恵と批判力を持ち、自分で判断することが求められる時代になったと思います。

 以下も参照してください。  本と映像の森 247 近藤誠さん著『患者よ、がんと闘うな』文春文庫 2013年03月23日 11時11分55秒