新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

ネット社会は個人をトリムタブならしめるか?

2012-01-12 20:42:50 | Weblog

こんばんは

 

今日は寒かったですね。朝、道が凍ってたりしましたね。昨日の雨(というか、途中から雪)の後の水たまりが凍ってました。自転車通勤なので気を付けて通勤しました。スピードはいつも通りでしたが。

 

さて、明日は内閣改造という話が出ています。

 野田佳彦首相は13日、政権立て直しを図り重要課題に取り組む態勢を強化するため内閣改造・民主党役員人事を断行する。消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革を進める「目玉」として、岡田克也前幹事長を副総理に起用する意向。ただ、岡田氏は入閣に慎重とされ、最終調整が続いている。
 首相は12日昼、首相官邸で開いた政府・民主三役会議で、「今後の態勢をしっかり強化する」と13日の改造を表明した。この後、輿石東幹事長と2人きりで人事について協議。輿石氏は「改造には大義が必要だ」と述べ、諸懸案に対応できる布陣とするよう求めた。
 首相は、参院で問責決議を受けた一川保夫防衛相と山岡賢次消費者担当相のほか、さらに数人の閣僚交代を検討している。消費増税に関する与野党協議の環境を整えるには、幹事長時代に自民、公明両党との対話路線を主導した岡田氏が適任と判断。6日に岡田氏を極秘で首相公邸に呼び、入閣を打診した。
 ただ、岡田氏は、幹事長として小沢一郎元代表の党員資格停止処分を主導した経緯がある。岡田氏が入閣すれば元代表グループの反発を招くのは必至で、民主党幹部は「岡田氏が受けるかどうかは分からない」と述べた。
 首相は平野博文国対委員長の交代も検討しており、平野氏を消費者担当相に起用し、後任の国対委員長に城島光力幹事長代理を充てる案が有力。防衛相には北沢俊美前防衛相らを推す声がある。国民新党は自見庄三郎金融・郵政改革担当相の再任を求めている。 
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さて、岡田前幹事長を起用したいということが書かれていますが、どうなるのでしょうか。
総理と岡田氏の二人が二つの車輪となるのか。舵とりはどうなっていくのか
明日の内閣改造はどういう影響を日本に与えるのでしょうか。
舵とりということを書いて思い出したのですが、昨日だったと思うのですが職場でこんな話をしていました。
ジャンプのこち亀でゼンマイ式自動車という未来の話が描かれてた
ということです。もっともエコで地球にやさしい。手でレバーを引くと、ゼンマイが回って何Km走ることができるようになる・・・と。
一回のレバーで何Kmも走るためには複雑な内部構造が必要だと思いますが、そんなことを言いたいわけではありません。
1回のレバーでそれだけのエネルギーを作り出すこと、これを人間に当てはめると一人の人間の影響力の大きさ…という話になります。
そういう考え方をトリム・タブといいます。トリム・タブとは舵に着ける舵のようなものですが、舵は大きな船を動かすのに小さな力で方向変換させるわけですが、さらにそれに「トリム・タブ」が付くことで、より動かしやすくなります。
これを人間に当てはめた考え方が「バックミンスター」のトリムタブです。

ウィキペディアの説明を抜粋すると

これになぞらえて、フラー(バックミンスター・フラー)はか弱い個人でも最大限の決意を持って正しいことを行えば、人類という巨大な船を動かしうると主張した

また、この「小さな部分が、巨大な全体をわずかな力で動かす」この働き自体をトリムタブと呼び、彼の思想で頻繁に使用した。

彼の墓標にも「Call me trimtab」という碑が刻まれていることからも、彼が自らの存在を「トリムタブ」と見なしていたことがうかがえる。

と書かれています。

 

各社会において影響力を持つ人間というのは「トリムタブ」的な役割を持っていると考えられますが、やはりその影響力は大きくはない。ただ、その小さな力が大きなものを動かし始める。物が動き始めるのは最初の力が最も大きな力がいるといいます。動き出すまで時間がかかるかもしれませんが、我々一人一人自分の影響の範囲内で最大限率先して行動し、この世の中に良い影響を与えていきたいものですよね。

 

このトリムタブ的な人間が民主党や自民党から出てくるのか…僕はわかりませんが、議員(政治家)だけでなく我々一人一人が「日本」に対して良い影響を与える「こち亀」の自動車レバーのような、トリムタブというべき人間になるよう努力することが大事なのだろうと思います。

 

自分たちの活動範囲を超えて多くの人に影響を与えることができるようになったこの「ネット社会」は、「アラブの春」の時のように個人によって社会に大きな影響を与えることができるかもしれません

 

それ故、僕はいまだにBlogを続けています。

 

未来の日本の医療と教育がより良くなることを祈念しております

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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それでは、また。

 

コメント (2)
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