さて、火曜日分です。
少し古い記事ですが・・・
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=59550
神奈川県医師会の大久保吉修会長は31日、横浜市内で記者会見し、黒岩知事が実現を目指している「県内の大学への医学部新設」などの医療政策を「うさんくさい話」などと批判し、新設案などに関する「パブリックコメント」に投稿するように県医師会として組織的に会員へ要請したことを認めた。
知事は、将来の医療のあり方を盛り込んだ県の「医療のグランドデザイン」で、国の特区制度を活用して医学部を新設し、「開かれた医療」などを実現するとしている。また、「准看護師教育では医学の高度化に応えられない」として、准看を養成する専門学校への補助金を2014年度から廃止する考えを示している。
大久保会長は特区で自由診療も可能にする医学部新設案について、「国民皆保険制度を守るという意味で非常にうさんくさい話だ」と批判。「知事が『開かれた医療』と言うのは今は閉ざされた医療なのか」と強い不快感を表明した。
准看養成廃止方針については、「知事選の際、知事は『准看制度を守る』と言った。最近になって准看の教育制度には反対で、学校をなくすと言うのは詐欺だ」と指摘した。
グランドデザインのパブリックコメントで、医師会が組織的に会員へ投稿要請を行ったことについては「県に意見を出来るだけ出してもらいたいと言った」と述べ、県医師会の指示を認めた。ただ、川崎市医師会が反対意見の記載例などを示したことについては「我々の意図をしんしゃくしてやったのかも知れない。反対してほしいということで、手法の細かいところまで要求していない」と関与を否定した。
川崎市医師会の高橋章会長は30日、投稿要請方法について、読売新聞の取材に「投稿の仕方が分からない会員のためにファクスの宛先や例文などを付けた」と話した。
(2012年6月1日 読売新聞)
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医学部新設に関してはいろいろ考えがあると思います。
僕は将来的に必要になると思っていますので、そこは反対はしません。見極めてぎりぎりで作るか、見切り発車しているかの違いでしかないと思っています。
今の政治家だと「作る」という話になるかがわかりませんがw
ただ、準看に関しては今の医療における看護師不足などを補うために必要な存在であり、これをうまく使えるかがカギだと思っていうぼくとしては反対です。むしろ、准看護師をうまくバックアップするべきだと思っています。
看護師の数も都道府県によっては数がまったく足りていないところもあれば、ある程度充足しているところもあると思います。
それを補えるとすれば国家資格ではない、準看だと思うので、これは残してもよいと思っています。 むしろ、国が「病院に準看護師は30%まで」という基準を撤廃してくれるだけで良いと思っています。
1つの記事を短時間で書いておりますので、皆様コメントをいただけますとわかりにくい場所を改めて書かせていただきます
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。