* 前回への追記が長くなってしまったので、こちらに分けました。
▽ 各山車を先導する「年行事」役
▽ 宮ケ崎町を行く
▽このオレンジ色の袢纏は、埼玉県飯能市河原町の有志の方のようです。
河原町の山車は、明治期に静岡のものが100円で売却されたものだということが
5年ほど前に分かり交流が始まりました。
他にも浜松市西区雄踏町浅羽に売却されたものが確認されています。
これらの売却に至った経緯などはよく分かっていないようですが、
もし静岡に残っていたら他の大半の山車のように
静岡大火(1940年)と静岡大空襲(1945年)で焼失してしまっていたことでしょう。
▽ 浅間神社前に到着した各山車
ここで、稚児に面踊りや地踊りなどが披露される。
・安西踟(神武車・咲耶車)
・青葉中商連踟(木花車)・駿府本部踟(稲荷車)・本部伝馬踟(暫車)
★ 静岡浅間神社の廿日会祭に呼応するかたちではじまったのが
「静岡まつり」なのですが、
この静岡まつりのメインの大御所花見行列(家康が家臣を引きつれた花見を再現したもの)などは、
昔は廿日会祭に花を添えるという形であったような気がします。
(実際、今のように市街地中心部だけでなく、かなり広範囲な地域に花見行列が回ってきていた。)
大御所花見行列を市が実施することそれ事体は、けっこうなことだと思いますが
それがこんにちでは、すっかり祭りのメインとなり
それがために肝心のお踟の巡行は、ほとんどの市民があまり興味を示さず
すっかり脇役になってしまっているのはちと残念です。
他市町村の祭りでは、山車や屋台の巡行が祭の最もメインの行事となっているのに比べ、さみしいことです。
▽ せっかくなので、二日目の松方大御所を載せておきます。(笑)
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