駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

踟勢揃い

2009年04月04日 16時36分55秒 | まつり・イベント
4日の午後、雨天のなか追手町(おうてまち)の市庁舎前で行われた
お踟(おねり)”の勢揃いです。
おっとりな駿府衆ゆえ、関東でよくある「ひっかわせ」とまではゆきませんが
 駿府木遣りや面踊りが競演されます。

▽左:咲耶車(H8年新造)
 右:神武車(旧所有:宮ケ崎町、M19年、現存するもののうち最も大型)
 (雨のためビニールで見づらいですが)

▽左:暫車(旧所有:上石町(かみごくちょう)、T14年)
 中:木花車(旧所有:不明、大正時代)
 右:稲荷車(旧所有:不明、大正時代)


参考:静岡浅間神社発行廿日会祭資料

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踟巡行(木花車) 

2009年04月04日 06時00分00秒 | まつり・イベント

静岡浅間神社廿日会祭(はつかえさい:かつては旧暦2月20日に行われた)の山車は
現存するものはすべて江戸型で、
 巡行の際は「牛」に引かせるのが伝統でしたが
(江戸期、山車を「牛」に引かせるのが許されていたのは、
 駿府以外では、江戸と京都だけだという)
年々「牛」の調達がむずかしくなっているためか
 昨年からついに「牛」に引かせるものは1台もなくなってしまいました。


▽ 木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)をお載せした「木花車(このはなぐるま)

▽ 面踊り
  山車から身を乗り出し踊るのは他所はあまり見られないものだと思われます。
 (後ろから身体を支えている。)
 また、面踊りのきびきびした所作は、とても小気味よいです。
   

▽ 喧嘩被りの小若

▽ 七間町を行く


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