駿 府 は 96 か 町

駿府はちぃっと覇気がないけぇが,御所(ごせ)っぽくていいじゃん【ごせっぽい≒平穏でせいせいしている様】

古式稚児行列

2009年04月05日 22時30分00秒 | まつり・イベント
江戸時代の浅間神社廿日会祭(はつかえさい)
舞楽を奉納する稚児が建穂寺(たきょうじ)を出て
安倍川を渡り浅間神社に向かいました。

「お踟(おねり)はどこだい、安西五丁目」と言われますが、
この言いまわしは、建穂寺を出て安倍川を超えて市中に入る稚児の行列を
安西五丁目で山車が出迎えたことに由来します。

安西五丁目からは、山車を従えた稚児の行列が賑やかに浅間神社まで
向ったといいます。

明治になり神仏分離により建穂寺が廃寺になったこともあり、
大正期からは七間町の別雷神社(わけいかずちじんじゃ)
紺屋町の小梳神社(おぐしじんじゃ)から隔年で出発するように改められました。

その400年の歴史を誇る伝統行事が
毎年4月5日に行われる「古式稚児行列」というわけです。

本年は小梳神社から出発する年で、
11時に4台の輿に乗った稚児が浅間神社へ向け出発しました。

そのあとに従う形で、神武車(じんむぐるま)、咲耶車(さくやぐるま)
木花車(このはなぐるま)、稲荷車(いなりぐるま)、暫車(しばらくぐるま)の順に
5台の山車が続き、呉服町通り、中町、浅間通りと進みます。

5台の山車とはいえ、総勢1000人は超える大行列ではあります。


▽ 4台の輿に乗った稚児の列
 (稚児は、かつては幕臣の子弟から選ばれたという)



▽ その後を5台の山車が続く



▽左:手古舞姿の少女       ▽右:幼稚園児くらいの少年の見事な面踊り
 


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駿府城址のサクラ

2009年04月05日 07時21分41秒 | 街かどのメヌエット
“まつり”のときには散ってしまうのではないかと思った今年のサクラですが
 花冷えが続いたせいか、まつりに合わせたように満開となっています。

▽ 中 堀(二ノ丸堀)

▽ 同じ場所を伝馬踟(てんまねり)が行く

▽ 外 堀(三ノ丸堀)

▽ 外 堀
 今月から解体工事が始まった「新静岡センター」の時計はいつも12時。

▽ こちらは駿府城近くの西草深町のお屋敷のシダレザクラ
 

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