「葵祭」といっても京都のそれでなく
七間町の別雷神社(わけいかずちじんじゃ)のものです。
(一般的には“いかずちじんじゃ”とよばれている。)
毎年、5月13日、14日がお祭りの日ですが
おみこしの巡行(正式な言い方は渡御)は
平日では担ぎ手の確保がむずかしいためか
10日の日曜日午後1時から
別雷神社ー七間町ー呉服町ー紺屋町ー小梳神社のコースで行なわれ
また9日の土曜日の夜は前夜祭として地元で実施されるようです。
この神社の祭りは
規模としてはけっして大きくはないのですが
いかにも町なかの神社らしく
どこか格式の高さが感じられます。
現在のこの神社の氏子は
中心部の12カ町なのですが
その昔は駿府96カ町の町年寄りによる自治が
ここで行われたという由緒ある神社でもあります。
▽ 9日土曜日の前夜祭のおみこし(音に注意)
“みこし”も“おはやし”が加わると、とてもひきしまった感じになります。
▽ 葵区七間町14番地の6
静岡大火あとの下石町通り(現青葉通り)の拡幅と横丁の開設に伴い大幅に境内が削られたようだ。