






善峯寺(よしみねでら)は昔から気にはなっていましたが
京都市内とは言っても西京区の山の中
京都へ行ったついでにと思っていると
なかなか訪ずれる機会がありません。
どうせ行くならサクラのこの時期にと
今回訪れてみました。
(例年、4月中旬ぐらいが見頃のようです)
向日町駅(むこうまちえき:京都駅から大阪方面へ各停で三つ目)からのバスは
向日市(むこうし)の市街地を抜けると
かなりの急坂を小半時ほど昇って行きます。
終点の「善峯寺」で下車すると
目の前に山門があると思いきや
意外にも久能山東照宮(くのうざん・とうしょうぐう)の石段を昇るよりも大変だと思われる
急傾斜の山道のような参道が待ち受けていました。
しかし、やっとたどりついた山門を抜け
境内地に入ると傾斜地に建つ“み寺”の建物を背景に広がるサクラの花が
圧倒的な求心力で心にせまってきます。
サクラの名所はあちこちにありますが
風格のある建物との対比でサクラを見ることができるのは
歴史を重ねた古寺ならではの醍醐味でしょう。
