第51回クルーズのビデオ鑑賞会に丁度51名の参加者。場所は横浜港に面する帆船をデザインしたインターコンチネンタルホテル。久方ぶりの対面を喜び合う時間もそこそこに、昼食、コーヒータイムを挟みながら3時間に及ぶ大作は始まった。
船上から見る限りない空。空も海も七変化をとげる日の出や日没。はるか彼方にある地平線は地球が丸いことを時に実感させる。荒波は蹴立て、穏やかな海は滑るように進む巨船。海面上を乱舞するイルカや鳥たち。そこに集い、学び、遊び、食べ、練習に汗し、のんびり寛ぐ運命共同体の乗客達。そんな映像にかぶさるナレーションと美しい音楽。
寄港地では「あ~そうだった! そうだったんだ~!」と頷きつつ、参加しなかったツアーも経験できた。船内企画も多く収録されており、「皆が主役であった旅」を皆でなぞり、ヒョッとしたら自分が映し出されるかもしれない淡い期待も抱きながら、再度のクルーズを堪能したのでした。終わると自然発生的に大きな拍手が沸き起こり、製作者の労をねぎらったのでした。
企画者とは最初の夕食のテーブルが同じだったご縁で、しばしばご一緒させてもらった。元々ビデオと音楽の愛好家で、双方を合体させたビデオ撮影をすると仰っており、土地土地に相応しいCDを持ち込んで乗船されていた。60本に及ぶフイルムをカットする作業が一番大変だったと話された。
関西では26、関東は51名の参加者。一本づ記念としてビデオが配布され、更に注文を願い出る人も多数いた。100本ダビングされた様だが欲しい方には行き渡り、かつ無駄も出ませんようにと願うことでした。集合写真はプライバシーに関りますが満足の表情を出したくて掲載。ご了承下さいませ。