玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

「日本の青空」を鑑賞す

2007年07月05日 | ねったぼのつぶやき

 自主企画映画「日本の青空」がこの春完成し各地で自主放映されている。 安倍総理になって特に「戦後レジームからの脱却」とか言って改憲を謳っている。介護や不登校など社会的な問題に取り組んできた小室氏は、「これまで60年間日本で戦争がなかったのは現憲法があったから。今こそ劇映画化すべきだ」と直感し、通常なら企業等から資金集めをするのだが、望むべくもなく1口10万円で2000口2億円の予定で委員会を立上げた。

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 一方原爆、学童疎開、東京大空襲、沖縄戦などの作品群を生んできた大沢豊監督は、一昨年日本の良心・知識人を代表する9人のアピールを聞いて映画人としての魂が揺さぶられ参加したという。

 商業映画でない映画をみることは一般的には少ない。宣伝は小ポスターと口コミだけ。そんな映画をディに参加された7人と職員で一昨日見に行った。私自身も知らなかったが、現憲法は憲法学者「鈴木安蔵」らの草案を下敷きにしたもので、草案を作る過程、男女平等を標榜した経緯、憲法発布に至る日米のヤリトリ等興味深く見た2時間だった。(戴いた花オクラ。大きくナ~レ。)

コメント (2)
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