一泊旅行から帰宅するとゴーヤが片付けられて部屋が明るくなっていた。律儀な彼岸花も庭の隅や道路際で終わりなんといる。いびつに剪定した柿は実をつけたがもぎ取るにはマダ早い。茗荷の葉は枯れ始めた。芝刈りを怠った庭は煩い。干して味噌に漬けたにゴーヤや茗荷の食べ頃はいつになるだろう。澄んだ秋空を愛でには、網戸を外してガラスを磨かねば。(水月森鴎外館前庭)
クラス会で十数年ぶりに旧友と会った。台風シーズンは未だ終わっていないけれど、災害に明け暮れた一年であった。参加者14名(卒業生44名)は、これらの災害で落命された方々や物故者4名に黙祷を捧げた。茨城在住の旧友は「息子が放射能に過敏で、窓は閉め切り、除染対策の為庭木は切り、家の外壁を高圧洗浄し、庭の表土を剥いだが持って行き場がなくて積んであるわ!」と言った。今もなお助産師の教育に当たっている別の旧友は、「アジア系のベビーは逞しく、ガッシリとしてモコモコ出る母乳をグイグイ飲む。それに比し日本人のベビーはクニャとして抱き心地が全く異なり、母乳の出も悪く吸いつきも弱い。生命誕生の瞬間からのこの相違はDNAの相違? 」と驚きを込めて報告した。そして「今迄生み出すことに主力を置いてきたけれど、入院の為実母を引き取り、両極を抱え苦悩している」と呟いた。
月が変わり定期ガン検診のシーズン到来でいよいよスタートする。検診で万全という訳ではないけれど取敢えず済ましておけば一安心だ。心身をリラックスさせる為にと始めたエアロビクスはカレコレ20年近くたつ。ジム機器を使って一通りのエクササイズも止められない。後半には、旧友達と本場での「オハラ祭り」参加を含む長めの故郷巡りを計画中でウキウキ。